GWで大儲けしようと気合入れて行った府中だったが、競馬は惨敗。おまけに巨人が辛勝、ソフトバンクは完敗、鳥栖は引き分けが精一杯。ここまでついていないかという一日であった。ここまで悪ければ、後は上向くだけ。厄払いはできた・・・はず。
今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第22回青葉賞】。勝ったのは川田将雅騎乗の1番人気レーヴミストラル(牡・松田博資厩舎)。ゴール前で差し切ってV。3連勝で重賞初制覇を果たし、2着タンタアレグリアとともに【日本ダービー】の優先出走権を獲得した。タイムは2分26秒9。 レースは大外からトーセンスパンキーが先行。センチュリオンが2番手につけて、スモークフリーが内から3番手。人気のレーヴミストラルは中団の後ろでスムーズにレースを進めた。直線に向くと横一線に広がっての叩き合い。中団追走から手応え良く追い出しのタイミングを我慢していたタンタアレグリアが抜け出すと、すぐ外に馬体を併せてヴェラヴァルスターが迫る。さらにその外から追い込んできたレーヴミストラルが加わり、3頭が激しい追い比べ。最後に抜けたのはレーヴミストラルで、見事に3連勝でダービートライアルを制した。1/2馬身差の2着は4番人気タンタアレグリア。さらに1/2馬身差の3着が5番人気のヴェラヴァルスターだった。
勝ったレーヴミストラルは僕が思ったより完成していた。長くいい脚を使えたし、血統的にこれからもっとよくなるだろう。2着タンタアレグリアは早めに先頭へ立つ形になったが、よく踏ん張った。勝ち馬と併せられれば、また違った結果がでていたかもしれないガ、さらに上積みできる余地がありそう。3着ヴェラヴァルスターも良く走っているが、上位2頭が実力上だった。僕が本命に推したレッドライジェルは6着。 勝ち馬と近い位置でレースを進めたが、4コーナー手前でついていけなかった。まだまだこれからの馬なのだろう。
レーヴミストラルは、父キングカメハメハ、母レーヴドスカー(母父Highest Honor)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は6戦3勝。重賞初勝利。松田博資調教師は2000年カーネギーダイアンに次いで【青葉賞】2勝目、川田将雅は08年アドマイヤコマンドに次いで2勝目となった。
明日の予想。まずは【天皇賞】。本命は15番サウンドオブアース。ずっと追いかけている馬で、前走の【日経賞】は負けて強の内容だった。唯一不安はデムーロからの乗り替わりだったが、ここに来て内博は乗れているし、アンカツの晩年のように1戦に対する集中力は異常。ここは素直に信じてみる。相手は14,1,17,12,16,13,2,4番。
府中メイン【スイートピーS】は4番ディープジュエリー。2走を観ていてその素質は重賞級。あの末脚を見れば府中も合うはず。人気になる前に…。相手は15,8,9,3,5,14,11番。
新潟メイン【谷川岳S】は12番アルバッタクス。昨夏【五頭連峰特別】で新潟を経験しており、終いは必ず伸びてくる。ここ2戦は渋い馬場が響いたもので、開幕週の新潟はもってこいの条件。相手は13,2,11,7,8,6,12番。
明日こそは・・・。