人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

高校王者・東福岡

2015-01-11 19:20:14 | Weblog

 年末年始のスポーツを観ていて感心するのは東福岡高校の強さ。サッカー部こそ2冠を逃したが、ラグビー部は春の【選抜大会】、夏の【セブンス】に続き、冬の【全国高校ラグビー選手権】も圧倒的な強さで優勝した。それも決勝戦としては史上最大の点差をつけたのだから驚く。またバレーボール部も今季は夏の【高校総体】、秋の【長崎国体】に続き、今日行われた【全日本バレーボール高校選手権】大村工との決勝も制し3冠を達成した。併せて7冠。ただ、ただ凄い!
 実は僕のいとこがこの東福岡の2期生。その当時はお世辞にもこのような凄い学校でなく、いとこの話ではそれはひどい学校だったらしい。そんな東福岡が…。現在東福岡は1学年約20クラス800人というマンモス私立男子校である。施設も大学のキャンパスのような建物群が市街地に林立しており、サッカー部とラグビー部はそれぞれ夜間照明付きの人工芝グラウンドを持っているらしい。ただ施設を持っているだけで勝てるほど高校スポーツは甘くなく、やはりその規模、施設を売りにいい指導者を招聘できているのが大きいのではないのだろうか。バレーボール部などは今大会中も会場まで歩いていく間、部員皆がごみを拾いながら歩いて行くという。なぜそんなことをやるのかというと、それは“際どい勝負時は最後は人間性が勝敗を左右する”という藤元監督の教えだという。ラグビー部の谷崎監督は「選手が主役」という指導法で考える自主性を重んじているし、サッカー部の志波総監督は、福岡サッカーを引っ張り、高校三冠はもちろん、本山、長友らを輩出しているのだから言わずもがなである。
 また各部どうしの相乗効果もあるのだろう。負けたくない気持ちが出るのは当然でそれが切磋琢磨となっているのは間違いないと思う。さっき調べてみたら、野球、サッカー、ラグビー、バレーボールだけでなくボクシング部もインターハイ優勝があるらしい。バスケット、柔道、剣道、水泳、駅伝などひょっとしたら他の部もこれから強くなるかもしれない。高校スポーツ界の東福岡は今後も注目したい!
 今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第49回シンザン記念】。勝ったのは武豊騎乗の2番人気グァンチャーレ(牡・北出成厩舎)。消化不良に終わった前走の悔しさを晴らす会心のレースで重賞初Vを果たした。タイムは1分34秒8。レースはレンイングランドがハナを切る。クインズロンペールが2番手に続き、ノースストーム、サトノフラム、クイーンズターフなどが好位。人気のダッシングブレイズ、グァンチャーレやナヴィオンなどはいずれも後方からのレースとなった。レンイングランドは直線に入ってもリードを保つ。しかしゴール目前で後続が一気に殺到。その中から伸びたのがグァンチャーレ、わずかに抜け出して重賞初Vのゴールを駆け抜けた。2着はアタマ差で9番人気のロードフェリーチェ。さらにハナ差で僕が本命に推した3番人気ナヴィオンが3着だった。人気のダッシングブレイズは3着からクビ差の4着に終わった。

勝ったグァンチャーレは武豊の好騎乗が光った。何もかもタイミングがぴったりだった。距離はスクリーンヒーロー産駒だし、もう少し長いほうが良さそう。2着ロードフェリーチェはエンジンのかかりがちょっと遅い感じ。それでこれだけ走るのだからこれから楽しみだ。3着ナヴィオンは力のあるところを見せた。もう少し速めに加速できたら勝ち負けになっていただろう。4着ダッシングブレイズもトップスピードに乗るまでに時間がかかるタイプ。距離はもう少しあった方が良さそう。能力はある。
 グァンチャーレは、父スクリーンヒーロー、母チュウオーサーヤ(母父ディアブロ)という血統。北海道新冠町・中央牧場の生産馬で、松本俊廣氏の所有馬。通算成績は6戦2勝。重賞初勝利。北出成人調教師は【シンザン記念】初勝利。武豊は1997年シーキングザパール、99年フサイチエアデール、02年タニノギムレット、03年サイレントディール、04年グレイトジャーニー、05年ペールギュントに次いで7勝目。武豊は29年連続でJRA重賞Vとなり、岡部幸雄が持つ記録を抜いて単独トップ。また、グァンチャーレの父スクリーンヒーローにとっては、産駒のJRA重賞初制覇となった。

 では明日の予想。まずは中山メイン【フェアリーS】。本命は1番テンダリーヴォイス。この馬は2走目の【アスター賞】でセンスと切れ味を認めた馬。競馬も上手いし、中山の内枠も問題ないだろう。鞍上は好調北村宏だし、ここはアタマまで期待したい。相手は2,10番。中山10R【迎春S】は冒険したい。11番メイショウカドマツで勝負。21ヶ月の休み明けで通常なら“見”が当然だろうが、調教はそうとう積んでいるようで敢えて東上。実績は【ダイヤモンドS】3着だからここでは一枚上。狙うなら今回だろう。相手は7,12番。
 京都11R【淀短距離S】は普通14番エイシンブルズアイだろう。今まで戦ってきた相手が違う。ただオープン特別なら荒れそうな気もするので、思い切って穴狙いする。2番サクラアドニスでいく。前走【阪神C】でミッキーアイルとはタイム差なし。小崎騎乗時は12番人気のとき5着だった。今回もひょっとしたら・・・。相手は14,16番。
 京都10R【舞鶴特別】は3番アテンファースト。前走はよく逃げ粘っている。ここも単騎が考えられるし、京都なら粘りが増すはず。鞍上も今日4勝の幸が2度目なら・・・。相手は2,13番。

 今年も馬主運はイマイチの感じ(ヒムカ7番人気で12着)。ならば馬券でと思っていたが、昨日も今日も少しづつマイナス収支。何とか明日は・・・お願い神様!

 

 

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