人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

昨日の競馬と「一命」

2011-10-17 18:03:39 | Weblog

 昨日は安田君と安田君の知人2人と計4人で府中競馬場へ。なんと今年初めての競馬場である。馬場に着いたのはAM11:00で安田君らより1時間ほど早め。早速着いたら競馬を始めたのだが、馬券は好調。安田君らも午後から競馬を始め、なかなかいい感じである。そして僕は推奨3頭が見事に馬券になり、【秋華賞】では僕の推奨馬1着、安田君の推奨馬2着と二人で歓喜の声を上げた。終わってみると4人が4人とも勝利していた。僕も長年競馬をやっているが、多分こんなことは初めてだろう。皆が負けるということもあっても・・・。というわけで,昨夜は4人で祝杯をあげたのだった。

 で昨日の重賞を振り返る。【第16回秋華賞】、勝ったのは僕が本命に推した岩田康誠騎乗の2番人気アヴェンチュラ(牝3歳・角居勝彦厩舎)。まさに競馬は“横綱相撲”で、牝馬三冠最終戦を制した。勝ちタイム1分58秒2。2着には7番人気キョウワジャンヌ(安田君本命、僕が穴として推奨)、3着には1番人気ホエールキャプチャが入った。レースは、逃げるメモリアルイヤーが前半1000m通過58秒3のハイラップを刻む展開。7~8馬身ほど離れた2番手集団をアヴェンチュラが追走し、直後のインでキョウワジャンヌ、外でホエールキャプチャが脚をためた。中団馬群を形成したのはオークス馬エリンコート、【ローズS】2着マイネイサベルなどが追った。スタートで行き脚がつかなかった桜花賞馬マルセリーナは後方2番手でレースを運んだ。勝負どころの3~4角で2番手を追走したアヴェンチュラが岩田の叱咤に応えて逃げるメモリアルイヤーを捕まえにいくと、直線早々と先頭に躍り出る。この瞬間、僕は勝利を確信。そこからは「強い」の一語だった。終始インコースで脚をためていたキョウワジャンヌ、悲願のGIタイトルへ力強く伸びるホエールキャプチャの猛追を一切寄せつけず、後続に1馬身1/4差をつけて堂々の押し切り勝ちを決めた。勝ったアヴェンチュラは元々良血馬であったが、今回はそれに枠順、展開、そして岩田の好騎乗が重なった完璧な競馬であった。次走の【エリザベス女王杯】も有力な一頭だ。ただスノーフェアリーが来ると・・・。2着のキョウワジャンヌも展開、内枠が好結果を招いた一頭。【ローズS】3着だから元々力はあったが、距離はもう少し短い方がいいだろう。運がなかったのは3着ホエールキャプチャ。外々を回された競馬でよく3着まで来たといっていいだろう。さすがに力があるところを魅せたが、運が・・・。4着アカンサス、5着リヴァーレは僕が穴に推した馬だったから、予想としては完璧。自画自賛のレースだった。
 アヴェンチュラは父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー(母父SS)という血統。全姉に’08年【オークス】などGI2勝馬トールポピーがいる。“姉妹GI制覇”はグレード制導入の’84年以降、ダンスパートナー&ダンスインザムードに続く2組目の快挙となった。ジャンポケ産駒は今年の重賞3勝目、通算では23勝目となった。またGⅠは昨年の【天皇賞・春】のジャガーメイル以来6勝目となった。アヴェンチュラの通算成績6戦4勝。重賞は【クイーンS】に続く2勝目となった。
 鞍上の岩田康誠は’08年ブラックエンブレム以来2度目の【秋華賞】制覇。重賞は通算39勝目、今年は3勝目。GⅠ勝利は昨年の【マイルチャンピオンS】のエーシンフォワード以来11勝目となった。また管理する角居勝彦調教師は初の【秋華賞】制覇。重賞は通算40勝目でGⅠは昨年【有馬記念】のヴィクトワールピサ以来19勝目となった(ドバイは含まず)。
 
  一方、【第59回府中牝馬S】は中舘英二騎乗の5番人気イタリアンレッドが中団から徐々に進出。直線では外から力強い伸びを見せ、アニメイトバイオらの追撃を抑えて、重賞3勝目を飾った。タイムは1分46秒8。2着には4番人気のアニメイトバイオ、3着は僕が本命に推した3番人気のフミノイマージンが入った。1番人気のアパパネは直線で力尽き14着に敗れた。レースは一斉のスタートから、トゥニーポートがハナへ。セラフィックロンプ、レディアルバローザ、オウケンサクラらが先頭集団に。アパパネは中団7番手から、イタリアンレッドはそれを見るような形で進む。1000m通過60秒1の淡々としたペースで、全体は12~13馬身の隊列となった。4角を回り、トゥニーポートが先頭のまま、長い直線勝負へ。アパパネは直線入り口で一杯に追うも、そこからの伸びがない。それを外からイタリアンレッドが鋭い脚で追い込み、一気に先頭へ。さらに外を回ったアニメイトバイオ、フミノイマージンが追い込むも、イタリアンレッドがそれらを振り切り、重賞3連勝のゴールインを果たした。イタリアンレッドは小回りがいいと思われたが、府中でもそれは問題がなかった。本当に力をつけている。これで【エリザベス女王杯】が楽しみとなった。2着のアニメイトバイオは次第に常識にかかってきたが、勝ち味は遅い。3着のフミノイマージンは直線に出るのに少し戸惑ったが、最後は脚が止まってしまった。次はもっと斬れるだろう。問題のアパバネは全く反応がなかった。馬体重が絞れないということだが、負けすぎは気になる。
 勝ったイタリアンレッドは父ネオユニヴァース、母バルトネキア(母父イタリアンリッジ)という血統。ネオユニヴァース産駒はJRA重賞通算15勝目、今年は【小倉記念】以来4勝目となった。イタリアンレッドは通算18戦8勝で、重賞は3勝目となった。
 騎乗した中舘英二は、【府中牝馬S】は初勝利。重賞は通算30勝目、今年は【七夕賞】以来3勝目となった。管理している石坂正調教師は’08年ブルーメンブラット以来、【府中牝馬S】2勝目。JRA重賞は通算25勝目、今年は5勝目となった。

 10月になり夏休みを消化するため、今日は仕事を休んだ。先々週も一日あったのだが、競馬がないときは何をやっていいかわからない。というわけで、この2日の休みだが、全く同じようなことをして過ごした。朝起きてウォーキング&ジョギング(10km)、そのあとゴルフの練習に行って、午後から映画観賞だ。ただ最近見たい映画がないので時間が合うものを観賞。で、観たのは「アンフェア」と「一命」。感想は“こんなものかぁ”という感じ。期待は「一命」だったが、海老蔵と瑛太、真島ひかりとの年齢ギャップが・・・(詳しくはかきません)。ただ迫力はありましたよ、海老蔵。飲み屋で殴られる人とは思えませんでした。

コメント
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