人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

Rー1寸評

2010-02-24 11:16:58 | お笑い

 今年の【R-1】の栄冠はいつもウザい笑顔満開のあべこうじの上に輝いた。僕は  当初◎バカリズム、○エハラマサヒロ、▲なだき武、△あべこうじ、麒麟川島、大穴でCOWCOW山田與志と考えていた。
 予選が始まる。敗者復活戦を勝ち抜いた山田が敗者復活戦のネタに新たなネタをプラスして挑む。面白いが僕自身2日前に観たばかりなので、チョット新鮮味がなかった。でももう少し点数が伸びると思ったが・・・。
 2番目は期待のバカリズム。しかし、期待は脆くも崩れる。“ネタの選択間違い!”そう思わざる得ない内容。“もっと面白いネタあるだろう”終わった時の正直な感想だ。多分僕のほかにもそう思った人が多かったはず。残念!
 3番目はいとうあさこ。“いやぁ面白い”と思ったが、それ以上に“頑張っている”の印象が強い。ただ彼女のネタで初めて笑った。健闘だ。
 4番目はGたかし。初めて観る芸人である。確かに面白いが、なにせモノマネのレパートリーが少なすぎる。もう少しストーリーの展開も必要か。ただ山田が彼に点数で劣るとは・・・。
 5番目は麒麟川島。いやぁ初めて観たが面白い。いい声を武器のネタだが、パターンとしては、ホリの「出川に言われたくないひと言」の真逆版。でも今まで出た中ではいちばん面白い ここまでの順位は1麒麟川島、2いとうあさこ、3Gたかし、4バカリズム、5山田となっているが、個人的には3山田、4バカリズム、5Gたかし。 後半戦が始まる。
 6番目は我人祥太。彼も初めて観る芸人だったが、いやぁ期待以上に面白い。ネタも新鮮。ただ審査員の点数は伸びない。“ネガティブな芸だからかなぁ”。僕の中ではいとうあさこの上にいく点数だ。
 満を持して、なだき武が登場する。正直、なだきの芸はあんまり好みではないが、このネタは面白い。他の人達には観られない余裕すら感じる。“上手い。さすがである”採点もここまでではトップ。僕もそれには異論はない。
 8番目はエハラマサヒロ。芸の幅が広がっている。1年間での成長が見られるが、最後のダンスネタはサイクロンZとダブる。ただ内容はGood。僕自身としては、もっと大きな期待していただけに・・・。それでも川島より上か。
 最後はあべこうじ。常連であるが、今までそんなに面白いと思ったことはない。しかし今回は違った、面白い! 漫談という昔ながらのスタイルも何か応援したくなる。ウザい感じは残りつつ、ネタ自体はいい。結果採点は2位に滑り込む。
 僕の個人的な採点も決勝進出はなだき、あべ、エハラで一致。それにしても、バカリズムが残念だ。
 今年から導入された最終決戦。2年ぶりの参戦でV3を狙うなだぎ、昨年2位のエハラとあべの常連組の三つどもえ。なだき、エハラ2人が小道具を使うコントで戦う中、あべがゆる~いハッピー漫談で挑む。結果はあべの圧勝。エハラは“無理してダンスを入れなくても・・・”、なだぎは“そこまで小道具が強いネタでは・・・”と違和感が残った。まぁ最終決戦の結果として順当だろう。まぁ今まで苦労してきた甲斐があっただけに“良かった”と思う。
 結果は結果として、番組に対する不満も残った。それは最終決戦が駆け足になっていた。ネタ時間は同じのはずだが、短く感じたのは気のせいか。放映時間があるにしても番組としての構成をもう少し考えて欲しいものだ。それに、審査員の構成も・・・。板尾創路の起用はどうだろう。独特な感性の持ち主ではあるが、審査員としては・・・。そう思ったのは僕だけ!?

コメント
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