人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

無駄な鉄砲打ちすぎ

2009-04-19 22:55:14 | 競馬回顧

 奥さん孝行の日光旅行から帰ってきました。
 で、調べるのを我慢して帰宅後結果を観たのだが・・・。よりによって軸馬、対抗馬が馬群に沈み、穴馬としてピックアップした馬が2着とは・・・ひと言“センスなし”。
 では【皐月賞】を含めた今週の重賞を振り返る。まずは今日行われた【皐月賞】。勝ったのは、岩田騎乗の3番人気アンライバルド (牡3・友道康夫厩舎)。中団追走から直線で一気に抜け出し、8番人気トライアンフマーチの追撃を1.1/2馬身差抑え優勝した。勝ちタイムの1分58秒7は’02年ノーリーズン(1分58秒5)、‘04年ダイワメジャー(1分58秒6)に次ぐ史上3位の好タイムとなった。さらに1/2馬身差の3着に4番人気セイウンワンダーが入った。僕本命のリクエストソングは6着、1番人気ロジユニヴァースは14着、2番人気リーチザクラウンは13着に敗れた。勝ったアンライバルトは予想以上に強いレースだった。“この馬、こんなに強いのか”と思わず呟いた。ダービーも有力候補だろう。2着は僕が穴として推したトライアンフマーチだったが、道中は最後方。正直決め射ちが嵌った感じだが、まだ底を見せてない分、今後面白そう。3着セイウンワンダーは僕が【ダービー】用にと思っていた馬。ここで走られると困るのだが、いい脚を使っている。【ダービー】では・・・。4着シェーンヴァルトには驚いた。距離はもうチョット延びて方が良さそうなので,次もひょっとしたら・・・。6着リーチザクラウンはもう少し早く外に出せれば、少なくとも掲示板はあっただろう。そして13着リーチザクラウンは折り合いを欠いての敗戦だろうが、14着ロジユニヴァースの敗因はわからない。
 勝ったアンライバルドは、父がネオユニヴァース、母バレークイーン(父Sadler's Wells)。半兄にフサイチコンコルド、ボーンキング。甥にヴィクトリーがいる血統。ネオユニヴァース産駒としてはJRA・GⅠ初制覇。そして【皐月賞】の父仔制覇は’91年トウカイテイオー(父は’84年勝ち馬シンボリルドルフ)、’08年キャプテントゥーレ(父は’01年勝ち馬アグネスタキオン)に続く2年連続史上6例目。昨年10月26日のデビュー戦(京都・1800m芝)でリーチザクラウン、ブエナビスタらを破り快勝。2戦目の【京都2歳S】は3着と敗れたが、【若駒S】、前走の【スプリングS】を制しここに臨んでいた。通算成績5戦4勝(重賞2勝)。
 勝った岩田は【皐月賞】初制覇。JRA・GⅠは昨年の【朝日杯FS】のセイウンワンダー以来の通算8勝目。JRA重賞は【スプリングS】のアンライバルドに続く制覇で今年3勝目、通算27勝目。管理する友道康夫調教師はクラシックレース初制覇。JRA・GⅠは昨年の【天皇賞・春】のアドマイヤジュピタに続く2勝目。尚、同レースも岩田の騎乗だった。JRA重賞は【スプリングS】に続く制覇で今年2勝目、通算9勝目。
 馬主のサンデーレーシングは【皐月賞】初制覇。JRA・GⅠは先週の【桜花賞】のブエナビスタに続く2週連続の今年2勝目。生産者のノーザンファームは’05年ディープインパクト、’07年ヴィクトリーに続き【皐月賞】3勝目。JRA・GⅠは先週の【桜花賞】のブエナビスタに続く2週連続の今年2勝目。そして2着トライアンフマーチも同牧場の生産馬で、ワンツーフィニッシュとなった。それから、関西馬の勝利だが、これは’05年ディープインパクト以来5連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬9勝、関東馬1勝となった。

  昨日行われた中山で行われた【中山グランドジャンプ】は、白浜騎乗の2番人気スプリングゲント (牡9・野村彰彦厩舎)が、向正面から続いた1番人気キングジョイとの一騎打ちをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは4分49秒1。さらに大差の3着には8番人気オープンガーデンが入った。このレース、障害戦としては珍しい人気馬同士の一騎打ち、見応えのある叩き合いだった。勝った馬も2着に敗れた馬もお見事であった。
 勝ったスプリングゲントは、父オペラハウス、母がスプリングマドンナ(父ニッポーテイオー)という血統。平地で3勝を挙げた後、障害転向初戦を快勝すると、そこから’06年【京都ジャンプS】、【東京ハイジャンプ】、【京都ハイジャンプ】の重賞3勝を含む6連勝をマーク。その後、右前浅屈腱炎のため長期休養に入ったが、昨年秋に復帰。平地で2戦した後は【中山大障害】4着、前走の【阪神スプリングジャンプ】2着と徐々に復調を見せており、今回がJGⅠ初制覇となった。通算成績44戦10勝(うち障害9戦7勝、重賞4勝)。
 鞍上の白浜雄造はテイエムドラゴンで制した’07年【京都ハイジャンプ】以来のJRA重賞制覇で、通算16勝目(すべて障害)。JGⅠは’05年【中山大障害】のテイエムドラゴン以来の2勝目となる。また管理する野村彰彦調教師はアーバンストリートで制した【シルクロードS】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では25勝目。平地では’97年【桜花賞】をキョウエイマーチで制しているが、JGⅠは初制覇となった。
 また阪神で行われた【マイラーズC】は、藤岡佑介騎乗の1番人気スーパーホーネット (牡6・矢作芳人厩舎)が、中団追走から直線に向いて抜け出すと、ゴール前猛追した3番人気カンパニーをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒9。さらにハナ差の3着には9番人気スマイルジャックが入った。スーパーホーネットは次が本番と思っていたが、僕の予想以上に力があった。完勝。これでディープスカイとの対決が楽しみになった。2着カンパニーも連覇こそならなかったが、最後の伸びは目立った。年齢を感じさせない内容で大健闘だろう。3着スマイルジャックが右回りで走った。この馬、今日のように折り合いが付くと【安田記念】でも・・・。
 勝ったスーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(父エルセニョール)という血統。2歳時から【朝日杯FS】2着などの活躍を見せており、’07年【スワンS】で重賞初制覇。昨年は【京王杯スプリングC】で重賞2勝目をマークし、【毎日王冠】では断然人気のウオッカを破る大金星を挙げた。続く【マイルCS】は1番人気で2着。今回は【香港マイル】5着以来、4か月ぶりのレースだった。通算成績26戦10勝(うち海外1戦0勝、重賞4勝)。
 鞍上の藤岡佑介はワンカラットで制した【フィリーズレビュー】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算14勝目。管理する矢作芳人調教師はスーパーホーネットで制した昨年の【毎日王冠】以来となるJRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。

  この二日間、競馬は惨敗。特に今日は【皐月賞】以外にも、携帯で出馬表を見て馬券購入したのだが、全くダメであった。やっぱり新聞を見ないと・・・深く、深く、深く反省

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする