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好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

メジャーリーグ大予想

2009-04-10 22:28:20 | 野球

 メジャーリーグが開幕した。
 よって今年も順位予想を行いたいと思う。いつもは日本人注目度の高い《アメリカン・リーグ》から書いているが、一応ワールドチャンピオンに敬意を表して《ナショナル・リーグ》から書いてみる。
 まずは《ナ・リーグ》東地区・・・2年連続優勝のフィリーズと、2年連続逆転を喫し2位となったメッツの一騎打ちが有力だ。そのフィリーズだが、右の大砲バレルをFAで放出したが、この3年間で平均113打点をたたき出しているイバネスを獲得したことで、むしろ戦力はアップしたと考えられる。他にもロリンズ、ハワード、ワース、アトリーと揃い、攻撃面での死角は少ない。投手陣もエースのハメルズ(ワールドシリーズ、リーグ優勝決定戦MVP)が完全に自信をつけ、46歳のモイヤーも健在。また1回も失敗しなかった守護神リッジもおり、2年連続世界一を目指す陣容は整っているといえよう。
 屈辱を晴らしたいメッツは、昨年不調だったブルペンをテコ入れした。昨年62セーブのロドリゲスを守護神に置き、マリナーズで抑えのエースだったプッツをトレードで獲得し、セットアップに据える。この2人が期待通りの働きをすれば、サンタナら先発陣は計算が立つので、十分フィリーズに対抗できるだろう。打線は合わせて351打点をマークしたライト、ベルトラン、デルガドが中心。そして通算500本塁打に1本と迫るシェフィールドを獲得してパワーアップ。これに核弾頭レイエスが機能すればこちらもフィリーズに遜色ない。
 この2強に迫るのは川上が移籍したブレーブス。先発には川上のほかに、過去7年間で平均15勝しているロー、この9年で8回も200イニング以上を投げているバスケスを加え、かつての投手王国再建を目指す。ただ打線がジョーンズ頼みでは・・・。
 マーリンズは新守護神となるリンドストロムが鍵となるだろう。昨年フィリーズに勝ち越すなどしており、メイビンら若手の成長があれば、面白い存在になりそうだ。
 昨年メジャーワーストの102敗を喫したナショナルズは、投手陣の建て直しがない限り、上位浮上は難しそう。 順位予想は1位メッツ、2位フィリーズ、3位ブレーブス、4位マーリンズ、5位ナショナルズ
 中地区・・・今年も投打に戦力充実のカブスが本命。ザンブラーノ中心の先発陣は強力。守護神のウッドがFA移籍したが、スプリッターの落差の鋭いグレッグがその後に座り、速球派マーモルが引き続きセットアップを務める。将来のクローザーといわれる注目のサマルジャも健在だ。
 打撃陣にはブラッドリーが加入し、一段とすごみを増した。ことしから中堅を守る福留が嵌れば、さらに得点力はアップする。 このカブスを追うのは困難。まずブルワーズだが、フィルダー、ブラウンという左右の大砲は健在なものの、サバシアとシーツの左右のエースに去られて、先発陣に大きな不安を残す。
 ならば試合巧者のカージナルスの方が面白い。エース・カーペンターの故障回復次第で、状況が大きく変わる。また、新クローザーの有力候補だったペレスがマイナー落ち、同じく新鋭のモッテがその座につく見通しだが、大役を全うできるかは未知数だ。それでも、持ち駒の力を最大限に引き出すことにかけては定評のあるチームだけに、侮れない存在ではある。
 日米通算2000本安打に81本と迫った松井稼が所属するアストロズも、大黒柱のオズワルト以外の先発は信頼できない。しかし名捕手ロドリゲスの加入はチームを活性させる可能性があり、投手陣さえしっかりすればカブスを脅かす存在に・・・。
 パイレーツは投打ともに人材不足で、最下位脱出が当面の目標になるだろう。
 面白いのはブルース、ボットといった大型の若手が育ってきたレッズかもしれない。俊足タベラスが加わったことによって、この2人のパワフルな打撃は間違いなく効果を発揮する。エースのハラングが本来の投球を取り戻せば、ひょっとするかも・・・。順位予想・・・1位カブス、2位レッズ、3位アストロズ、4位カージナルス、5位ブルワーズ、6位パイレーツカー 
 
西地区
・・・この地区は面白そう。まずは昨年90敗したジャイアンツ。シーズンオフの積極的な補強を行った。まず、通算300勝にあと5勝まできたR・ジョンソンを加えた。これによってサイ・ヤング賞のリンスカム、ジト、ロウリーと強力な先発陣となった。一方、打撃陣には大物撃ちはすくないものの、俊足の若手が力をつけて、機動力野球で掻き回しそう。
 昨年の地区王者ドジャースは、ラミレスが残留することになって、チームの体制がやっと整った。また、ケンプら伸び盛りの若手も成長しており、充実している。先発陣はロー、ペニーが抜けた分、黒田に対する期待度はアップする。左の快速球投手カーショウ、クローザー・ブロクストンの成長ぶりも注目される。
 リーグを代表するウェブ、ハーレンの両輪を持つダイヤモンドバックスも、シンカーボーラーのガーランド、若手のシャーザーの飛躍が期待されるだけに、優勝争いに絡むだろう。打撃陣もアプトンら素質豊かな若手が多く楽しみだ。
 この3チームに比べて、総合力で見劣りするのがロッキーズだ。エースのフランシスが故障で長期欠場し、打線からはホリデーが抜けてしまった。投打ともにスケールダウンだろう。
 パドレスも苦戦は免れないだろう。身売りなどでチームの戦力が整わず、歴代最多セーブ記録を持つホフマンもブルワーズに移籍してしまった。順位予想・・・1位ドジャース、2位ジャイアンツ、3位ダイヤモンドバックス、4位ロッキーズ、5位パドレス。

 続いて《ア・リーグ》東地区・・・メジャー最激戦地区。ここには6人もの日本人メジャーリーガーが名を連ねる。しかも、それぞれが重要な役割を担う。
 その一人、岩村がトップを打つレイズは、伸び盛りの若手に経験が加わって、よりスケールアップした。大物プライスは球団方針の投球回制限などがあって、開幕ロースターから外れたが、先発ローテーションは左右のバランス、バラエティーからみてもリーグトップクラスだ。ブルペンも駒が揃って投手陣は心強い。打線には、8年連続20ホーマーのバレルが入り、スピードにパワーがプラスされ、得点力アップは確実だ。アプトンらの成長も見込まれることから、岩村は100得点を上回るに違いない。また、このチームの強みは小技がきくこと。それからマドン監督の采配も見どころだ。
 超豪華な新球場に合わせて、縦横無尽な補強をしたヤンキース。FAでサバシアとバーネットの左右の豪腕を獲得した。その金額、2人合わせて2億4600万ドル(約240億円)である。これに王建民、ペティット、チェンバレンとそろう先発陣はメジャーのトップクラスだ。問題は毎年のことながら、守護神リベラにつなぐ中継ぎ、セットアップだ。股関節を痛めたロドリゲスが長期欠場する打撃陣は、FAで獲得したテシェイラで補う。こちらも8年1億6000万ドル(157億円)という破格の契約で、他球団からすると実に羨ましい。復活を目指す松井は「4番・DH」の座でスタートした。契約最終年でもあり、大いに奮起して世界一奪回につながる活躍を見せてもらいたいものだ。
 レッドソックスには斎藤隆が加わり、3人の日本人メジャーリーガーが揃った。そしてシーズン途中で田沢純一が昇格すれば、同一チーム過去最多の4人となる。全員が投手なので、実現すると投手陣の4分の1を占めることになる。その投手陣は強力だ。レスター、松坂、ベケットが3本柱を形成する。移籍のスモルツは出遅れるが、15勝の力を持つペニーが加わり、ナックルボーラーのウェイクフィールドと実力派ばかり。ブルペンも斎藤が入り、グレードアップできた。 打撃陣は充実。昨季MVPのペドロイア、勝負強いユーキリス、左の大砲オルティーズだけでなく、ベイ、Jドリューなども実に魅力的な選手だ。
 以上の3強に少し戦力が衰えるのがオリオールズとブルージェイズ。そのオリオールズには今年上原浩治が加わった。ただエースのガスリー以外、先発の計算が立たないのは苦しい現状。それでもブルペンは抑えのシェリールを中心に整備されつつある。援護する打撃陣はロバーツら上位打線に比べて、下位があまりに貧弱で3強の投手陣を打ち崩すのは難しいだろう。
 この地区、唯一の日本人不在チームとなったブルージェイズは大エースのハラデーがいても、FAや故障で失った戦力が大きく、3強を脅かすには至らないだろう。順位予想・・・1位レッドソックス、2位レイズ、3位ヤンキース、4位ブルージェイズ、5位オリオールズ 
 中地区・・・ツインズが雪辱を晴らすか。昨年、1試合プレーオフでホワイトソックスに敗れたツインズは、例年以上に投打のバランスが取れたチームになった。2ケタ勝利を記録した先発若手カルテットに、復帰を目指す大物左腕リリアーノが加わり、一段とレベルアップ。抑えのネイサンが締めるブルペンも人材豊富だ。打線もマウアーとモルノーを中心にパワーとスピードを備え、しかも粘着力がある。また、三塁に名手クリーディが入ったことで、守備も堅くなった。実に「いいチーム」である。
 期待を裏切って昨季3位に終わったインディアンスもスーパーユーティリティーのデローサを獲得、三塁に起用する。強打の外野手・秋信守の伸びも期待でき、これで大砲ハフナーが復活すれば、打撃面ではツインズに対抗できる。問題は、昨季22勝のリー以外の先発陣だ。カルモナが19勝を挙げた一昨年のような活躍ができればいいのだが・・・。ブルペンは移籍のウッドがクローザーを務めることから、安定感は生まれるだろう。小林雅は中継ぎ起用。
  昨年の覇者ホワイトソックスは、パワフルな打撃が特徴だ。自己ベストのクエンティン、トーミー、ダイの30本塁打トリオは健在。しかし、スピードには乏しく、機動力はなきに等しい。先発はエースのバーリーのほかにダンクス、フロイドと左右の伸び盛りがいて楽しみだが、4番手、5番手が課題。ブルペンの負担が重くなってくると、終盤に優勝争いから脱落の危険性が出てくるだろう。
 逆に面白そうなのがヒルマン監督率いるロイヤルズだ。先発ではグリンキーがますます大物ぶりを発揮、ブルペンでもソリアがクローザーとして立派に成長して、投手陣の形ができ上がってきた。打撃陣にはスピードのあるクリスプ、パワーのあるジェイコブスという新たな血が注入された。混戦を演出するチームになる可能性は十分だ。
 タイガースは苦しいだろう。トップのグランダーソンから始まる打線は強力だが、ウィリスに復帰のメドが立たず、投手陣はどうみても弱体。前半戦で低迷するようなら、そのままの可能性も・・・。予想順位・・・1位ツインズ、2位ロイヤルズ、3位ホワイトソックス、4位インディアンス、5位タイガース 
 
西地区
・・・今年は巻き返しを図りたいマリナーズだが、イチローの開幕欠場は痛い。しかし、たとえイチローが開幕からスタメンに名を連ねていたとしても、シーズンを通しての苦戦は免れそうにない。最下位脱出、上位進出を狙うには先発のヘルナンデス、ベダードの両輪の活躍が不可欠。またこれに新鋭のモロー、抑えのローがしっかりすれば・・・。
 打線には開幕戦本塁打のグリフィーが古巣復帰を果たしたが、39歳という年齢からやはり衰えは隠せない。むしろ、潜在能力のあるグティエレスやレギュラーの座が危うい城島健司の活躍がチーム向上にとって不可欠だろう。
 本命はやはりバランスが取れたエンゼルスか。ロドリゲス、テシェイラという投打の柱が抜けた穴は、あまりにも大きいが、ある程度は移籍してきた左腕フエンテスと、アブレイユでカバーできるだろう。あとはソーシア監督のさい配次第だ。
 対抗は、強打のホリデー、ジアンビーら大物を補強したアスレチックス。得点力の大幅アップが見込める打線が期待通りに若手投手陣を援護できるかがポイントになる。
 レンジャーズも昨季の打点王ハミルトンら強打者がそろっているだけに、投手力次第だ。マッカーシーを始め、若手の台頭がない限り、優勝争いからは遠い距離に置かれることになるだろう。 予想順位・・・1位エンゼルス、2位アスレチックス、3位マリナーズ、4位レンジャーズ

 そして、リーグ予想としては
《ナ・リーグ》◎メッツ、○フィリーズ、▲カブス、△ドジャース、穴ジャイアンツ
《ア・リーグ》◎レッドソックス、○ヤンキース、▲レイズ、△エンゼルス、穴ツインズ  

 では競馬の予想。まずは中山メイン【ニュージーランドT】。本命は11番ダイワプリベール。前走は加減した作りで惨敗したが、元々マイルの方がいい馬。2走目で破ったのが【桜花賞】で人気の1頭となるダノンベルベール。時計こそないが、未知の魅力いっぱいだ。相手は5,3,7番。
 阪神メイン【阪神牝馬S】は16番ポルトフィーノを狙う。1番人気となるだろうが、ここまで伏兵馬が揃うと人気も割れそう。この馬、GⅠよりも前哨戦の方がいい馬のように思えるし、【ヴィクトリアマイル】のためにも、賞金加算が必要十分条件。ここは勝負度合いが高いだろう。相手は2,7,11番。
 福島メイン【吾妻小富士賞】は4番スペシャルポケット。前走は不利があっての2着。平坦の1,200mは得意だし、鞍上の津村も今年好調だ。ハンデも53㌔と恵まれたし、ここは黙って買いだろう。相手は福島2戦2勝の12番とペールギュントの下である8番。

 明日は先週のアンヴェイルに続き、愛馬の1頭シャーペンエッジが阪神5Rに出走する。先行した方がいい馬だが、先週から阪神の外回りは差し馬天国になっている。勝って欲しいが・・・5着まで入ればいいか。また明後日行われる【桜花賞】はブエナビスタで仕方ないかなと思っているものの、3連複、3連単で美味しい馬券がないか探している。詳しくは明日・・・。

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