人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

驚きの連発!

2009-03-22 21:20:52 | 競馬回顧

 目を疑った!安田君らの事務所の先輩である松村(洋)君が今日行われた東京マラソンに参加して途中で意識を失い、病院に搬送されたというニュースを観た。そして一時は心拍停止となったが、現在は意識が回復し、命に別条はないという。
 多分、皆さんはこのニュースを観て「あの巨体で走るなんて・・・」と思われるかもしれない。しかし実は彼、昨年7月のオーストラリアで行われた「ゴールド・コーストマラソン2008」では、制限時間内の6時間51分40秒で完走していたし、昨年も失格となったが35㌔地点まで走っていたのだからこれが今回が無茶なチャレンジではなかった(ただ最近の調整がどうだったか知らないが・・・)。それにしても無事で何よりである。先日の太田プロライブの時、見かけただけに僕にとってはちょっと衝撃のニュースだった。

 今日の競馬を振り返る。まずは中山で行われた【スプリングS】。勝ったのは、岩田康誠騎乗の1番人気アンライバルト (牡3・友道康夫厩舎)。中団追走から直線で一気の伸び脚を見せ、8番人気レッドスパーダに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒8。さらに3/4馬身差の3着に2番人気フィフスペトルが入った。なお、上位3頭には【皐月賞】への優先出走権が与えられた。勝ったアンライバルトだが、パドック、道中と入れ込み気味であったが、鞍上の岩田が口を割らない程度に上手く乗った。ただそんなレースをしつつも余裕ある勝ちっぷりは見事。現時点では本格化度でロジユニヴァースには叶わないかもしれないが、一発の魅力は十分ある。2着レッドスパーダは良く頑張った。ただ今日のところは展開の利が大きかっただろう。3着フィフスペトルは逆に後方でアンライバルトをマークして進んだが、この展開、馬場で持ち味を殺された。ただ最低限の結果(【皐月賞】優先出走権)は出せたので、次に繋がるのは確かだ。4着サンカルロは終い良い脚で伸びてきた。今日は4着となったが、この馬は芝のほうが良さそうだ。僕が本命に推したイグセキュティヴは最下位。4角まではいい感じだったが、全く伸びなかった。こんなに負けるはずは無く、原因はわからない。
 勝ったアンライバルドは、父ネオユニヴァース、母バレークイーン(父Sadler's Wells)。半兄にフサイチコンコルド、ボーンキング。甥にヴィクトリー、リンカーン、姪にアンブロワーズがいる超良血。父ネオユニヴァースは’03年のこのレースを制した後、【皐月賞】、【日本ダービー】の春クラシック2冠を制している。昨年10月26日のデビュー戦(京都・1800m芝)でリーチザクラウン、ブエナビスタらを破り快勝。2戦目の【京都2歳S】は3着と敗れたが、前走の【若駒S】で2着に3.1/2馬身差をつけ2勝目を挙げていた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の岩田康誠は、【根岸S】のフェラーリピサに続くJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算26勝目。管理する友道康夫調教師は、昨年の【鳴尾記念】のサクラメガワンダー以来のJRA重賞制覇で、通算8勝目となった。

 一方、阪神で行われた【阪神大賞典】は、四位洋文騎乗の2番人気アサクサキングス (牡5・大久保龍志厩舎)が、中団追走から徐々にポジションを押し上げ、直線では6番人気ヒカルカザブエとの競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは3分13秒2。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気ナムラクレセントが入り、3番人気のスクリーンヒーローが4着。1番人気に推された昨年の菊花賞馬オウケンブルースリは7着に敗れた。勝ったアサクサキングスだが、阪神、道悪が苦手だったのにこの勝利は馬の力が大幅に付いた結果だろう。これで陣営、鞍上共に大舞台に向け自信がついたのではなかろうか。まして舞台は得意の淀である。注目したい。2着ヒカルカサブエも良く走っている。まして並んだら図太いアサクサに対して最後まで苦しめたのだから、この走りは褒められて良い。今後が楽しみだ。3着ナムラクレセントは終いを生かしたレース。ただ正直レースが終わってからの追い込みで、GⅡクラスの重賞では少し荷が重そう。前哨戦として良い走りだったのが、4着スクリーンヒーロー。直線では一瞬「いける」という走りだったのだが、59㌔と休み明けが響いた。【天皇賞・春】は面白そう。僕が本命に推したオウケンブルースリは馬場に泣かされたのだろうか。まったく直線では伸びなかった。
 勝ったアサクサキングスは、父ホワイトマズル、母はクルーピアスター(父SS)。伯父にジェニュインがいる血統。’06年10月のデビューから2連勝し、’07年【きさらぎ賞】で重賞初制覇。【日本ダービー】では14番人気ながらウオッカの2着に好走し、【菊花賞】でGⅠ初制覇を飾った。昨秋以降は【有馬記念】で最下位14着に敗れるなど苦戦が続いていたが、前走の【京都記念】で【菊花賞】以来1年4か月ぶりの勝利を挙げており、今回の勝利で重賞2連勝となった。通算成績18戦6勝(重賞4勝)。
 鞍上の四位洋文はアサクサキングスで制した【京都記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算60勝目。管理する大久保龍志調教師も同レースに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では6勝目となった。

 今日の僕の競馬はようやく厄払いが効いたらしく、中京8Rで3連単が的中した。今まででいちばん高配当の185,000円馬券を10点買いでGETしたのだ。ここ3週間があまりにも酷かったので自信はなかったのだが・・・。これで来週からのGⅠ戦線が愉しみになった。
 楽しみといえば、明日WBCアメリカ戦が行われる。幸いにも決勝は韓国戦となる(僕はベネズエラだと苦戦すると思っていた)から、明日勝ち上がるとV2が大きく見えてくる。本当に楽しみだ。ただその時間僕は取引先と会合があるため、Liveで観ることができない。あ~、会社休みたい!!!

コメント (1)
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