人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

重賞回顧

2006-03-05 22:36:34 | 競馬データ

 昨日のゴルフ、今日の仙台旅行でぐったり疲れている。よって今日は簡単に今日のレースを振り返るだけにさせて頂く。
 まずは中山で行われた【弥生賞】。勝ったのは、昨日の続き豊騎乗の1番人気アドマイヤムーン。後方待機から追い込み、6番人気グロリアスウィークに1/2馬身差をつけて優勝した。3馬身差の3着には5番人気ディープエアーが入り、最後方からレースを進めた2番人気サクラメガワンダーは直線伸び切れず4着だった(なお、上位3頭には皐月賞(GI)の優先出走権が与えられた)。勝ったアドマイヤムーンは残り800mを過ぎ、サクラメガワンダーを待って動いた。それも馬体を併せながら動く豊の憎い騎乗ぶり。2着グロリアスウィークには思いのほか粘られた(しぶとい)が、今回は力以上に器用さ勝ちという感じだった。3着ディープエアーは内田博の好騎乗。内が伸びる馬場を熟知してのレースだった。4着になった僕本命のサクラメガワンダーはスタートが今ひとつ。ただそれでも最後方に位置するとは思わなかった。結局その結果がアドマイヤムーンに外々の弾かれ、直線でも大外を回る結果に。この馬にとっては今日のところは展開がすべてだった。よって本番でもまだ切ることはできないだろう。今日の結果でとりあえずアドマイヤムーンが半歩クラシックシーズン抜け出たような感じとなったが、豊の騎乗も含めてまだ勢力図は変わりそうな気がしている。
 勝ったアドマイヤムーンは、父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父サンデーサイレンス)という血統。伯父にゴーステディがいる。’03年セレクトセールにて1600万円で落札された(決して高額馬ではない)。デビューから’05年【札幌2歳S】まで3連勝を飾り、続く【ラジオたんぱ杯2歳S】では勝ったサクラメガワンダーからハナ差の2着。前走の【共同通信杯】では2歳王者フサイチリシャールを下して重賞2勝目を挙げていた。通算成績6戦5勝。鞍上の豊は今年のJRA重賞5勝目で通算222勝目。管理する松田博調教師は今年のJRA重賞4勝目で通算30勝目。【チューリップ賞】のアドマイヤキッスに続き、同一馬主、騎手、調教師、生産者による2日連続の重賞制覇となった。
 中京で行われた【中京記念】は、川田騎乗の5番人気マチカネオーラ(牡4・伊藤雄厩舎)が道中は後方に待機し、4角手前からスパートすると、早め先頭に立った4番人気ローゼンクロイツとの競り合いをクビ差制して優勝、3着には1番人気エアシェイディが入った。僕本命のツルマルヨカニセはいいところがなく11着に敗れた。勝ったマチカネオーラはようやく本格化、今日も強い勝ち方だった。血統的にも距離が延びても良さそうだし、まだまだ伸びる素材。【天皇賞・春】でも・・・。2着のローゼンクロイツもこのひと叩きで変わるだろう。シックスセンスが故障した今、この馬には勿論活躍を望みたい。
 勝ったマチカネオーラは、父サンデーサイレンス、母マチカネベニザクラ(父ロイヤルアカデミーII)という血統。伯父にジェネラス(父Caerleon)、重賞2勝のオースミタイクーン(父ラストタイクーン)、従姉にJRA現5勝のエルノヴァ(牝7・藤沢和雄厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。’04年8月にデビューし、3戦目で初勝利。その後も条件戦を着実に勝ち上がり、前走の【アメジストS】を制してオープン入りを果たしていた。通算成績13戦5勝(重賞1勝)。鞍上の川田はメジロマイヤーで制した【小倉大賞典】に続く重賞制覇で通算2勝目、管理する伊藤雄調教師はエアメサイアで制した昨年の【秋華賞】以来の重賞制覇で通算77勝目となった。
 王ジャパンが韓国に逆転負けを喫してしまった。直接敗因はヤクルト石井が巨人李に打たれたホームランだが、それまでの攻撃、投球、守備である。送りバントができず、ランナーを進めず、簡単にランナーを塁に出し、簡単に安打を許す。それは一昨日、昨日の大勝で1点、1球の重さを忘れていたようだった。僕はこれで良かったと思っている。昨日のままではとてもでないがアメリカやドミニカ、ベネズエラ相手に勝負にならなかったと思うからだ。力に対抗するにはもっと少し緻密な野球をやることが必要。それを思い出すのにはいい教訓になったはずだ。それに比べ、僕の競馬はいくら負けても教訓にならない。学習能力がないのだろうか・・・!?

コメント
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