人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

秋の惑星

2005-07-31 22:23:54 | Weblog
 【北九州記念】のあと、そのレースぶりを観て「秋が楽しみになった」とこのコラムで書いたサイドワインダーが今日の【関屋記念】を快勝した。レースを簡単に振り返る。
 レースはマイティスピード、ニシノシタン、ミッドタウンら先行勢が4コーナーすぎまで粘ったが、好位にいた1番人気ダイワメジャーが直線で堂々と抜け出した。「さすがG1馬!」と思わせるような横綱相撲、と思ったところ、1頭だけ後ろから追い上げる馬が。そう、後方待機していたサイドワインダーが驚異的な末脚を繰り出してきたのだ。そしてダイワと並ぶことなく1/2馬身交わしてゴール。3着にはこれも後ろから追い上げたインセンティブガイとニューベリーが同着で入った。本当に「強い!」レース、正直サイドがここまで完全復活しているとは思わなかった。【マイルCS】で1番人気になったこともあるサイドだが、この勝利はなんと’03年の【金杯】以来、約2年7ヶ月ぶりの勝利であった。北橋厩舎にしても’03年【プロキオンS】のスターリングローズ以来2年1ヵ月ぶりのJRA重賞制覇。そして鞍上の福永は新潟の重賞初勝利と陣営にとっては嬉しい勝利となった。それもそのはずで、5年前にはこのコンビ&G1馬・エイシンプレストンで同レースに挑んだが、マグナーテンの3着と敗れていたのだ。G1馬でも勝てなかったレースに快勝、今日は新潟の美味しい酒と魚で祝杯をあげていることだろう。
一方馬券だが、馬単だけタテ目を抑えていたため的中した。しかし肝心の僕が本命視したエリモピクシーは見せ場すらなく16着と大敗してしまった。レースを観ていても盛り上がることなく、直線途中で中館も追うのを止めていた。実際牡馬が混じったこのメンバーでは荷が重かったのかもしれないが、外枠だったらもう少しどうにかなっていたかもしれない。ただ牝馬の休み明けでマイナス8キロは出来もイマイチだったのだろう。
勝ったサイドワインダーに、敗れたものの復活したG1馬ダイワメジャー、それにマイルは走る3着インセンティブガイもこれからが楽しみになってきたが、それ以上に期待したくなったのがサイド以上の末脚で5着になったコスモサンビーム。とにかくこの5着にはビックリである。いくら調教を積んできたとはいえ、さすがG1馬である。この反動さえ出なければサイドより、秋のマイル路線、最大の惑星はこっちの方かもしれない。
来週は早くも2歳重賞戦第1弾【函館2歳S】が行なわれる。持ったままで圧勝したアドマイヤカリブ、快速チアズガディス、末脚強烈フミノサチヒメ、その他タキオンバッハ、ラララウィンバルにラベンダー賞組(モエレジーニアス、シルクドラグーン)が出走する予定だ。まだどの馬を狙うかわからないが、来年のダービーに向けて幸先良い的中といきたいものだ。今週の悪夢を忘れて・・・。
 
コメント
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