人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

偉大な競馬ライター

2005-04-08 22:18:28 | Weblog

皆さんは日刊スポーツ(関東)に掲載されている『田端到の血ェック&CHECK』というコーナー(顔写真はおじさん臭いが、本人はもっと若い)があるのをご存知だろうか?
その週のメインレースを田端氏が血統的に分析し予想するコーナーなのだが、この予想は嵌る時は嵌り(当然だが・・・)、高配当をGETすることも少なくない。ただこのコーナーには弱点が存在する(これはあくまでも僕の推測)。取り上げるレースにおいてSS産駒ばかり勝ったり、出てきたりすると、血統コラムだけに書くことが無くなるのだ。ご存知、SS産駒の重賞での活躍はずば抜けている。だからといって、いくら当たっても毎回毎回SS産駒の特性ばかり書いていたのでは読み手も書き手も飽きてしまう。ちょっと捻って母父について書いても、それはそれで広すぎる傾向がある。勿論予想家としてSS産駒を無視するわけにもいかない。そう考えるとこのコラムは大変な苦労があると思えるのだ。そこで僕は以前からコーナーをメインしばりにしないで、田端氏の好きなレースも加えればと思っている。G1の時はそのG1ともうひとつ他のレースを(原稿料は話し合い!?)。というのも、僕が編集者時代、田端氏のコラムを担当していたことがある(本にもなっている)のだが、彼に「そろそろ当ててくださいよ」とか、「そろそろ万馬券がほしいな」とリクエストすると、本当に万馬券か、高配当馬券をGETしてくれるのである。文章がスムーズに書けて、的中率も上がる。日刊スポーツさんにとってはいい案だと思うのだが・・・。
僕はそれ以来田端氏とはお付き合いをさせてもらっている(ほとんどメール)のだが、安田君も“好きな予想家”として彼を挙げているし、「競馬ビーム」の亀谷君も田端氏にはお世話になっているという。多分他にも競馬界で彼にお世話になっている人はいるだろうし、大ヒット著書『金満血統王国』で競馬にのめり込んだ人も多いはずだ。そう彼は競馬界に大貢献している偉大な競馬ライターなのである(誉めるのこのくらいでいいかな!?)。
その彼がこの春のG1緒戦【桜花賞】をその日刊スポーツ紙上で、本命アンプロワーズ(父フレンチデピュティ)、対抗エイシンテンダー(父エイシンサンデー)、単穴ショウナンパントル(父スペシャルウイーク)とし、SS産駒のエアサイアとシーザリオはあくまでも3着候補と書いている。SS産駒を軽視した予想。これが当たるのかどうかはわからないが、きっと本人としては、この原稿はスラスラ書けたはず。僕の経験からいうと、迷いなく買い目を選べた時っていい結果が出ることが多い。そう考えると今週は・・・!? 
では明日の予想。まずは中山で行なわれる【ニュージーランドS】。新興勢力も多く参戦してきたが、ここには待ちに待った馬がでてきた。その馬は8番マイネルハーティーである。皆さんは“今更?”と思われるかもしれないが、実は年始の岡田総帥のインタビューで今いちばん注目している騎手は「JRA、地方とおして内田博」と言っていた。それ以来、重賞でマイネルの馬に内田が乗ってくれば勝負と思い続けていたのだが、それが実現したのである。血統、調子、距離、馬場など全く無視して狙ってみる。相手にはここまで実績馬の人気が落ちるなら、2番セイウンニムカウ、13番チアフルワールド、15番ディープサマーで十分美味しい。9R【山吹賞】は6番ヴェルティージュが面白い。ここは5番レイズユアドリーム、8番アクレイムなどに人気が割れる分、ここは狙い目だ。前走はスローに泣いた形だ。阪神からは10R【姫路特別】16番エーピーフラッシュ。休み明け2戦目、得意の阪神でここは勝負だ(心配は馬体重だけ)。10R【大阪―ハンブルグC】は1番エルノヴァ。普通ならザッツザプレンディなのだが、59キロ、休み明け、乗れてないデムーロなら逆転がある。なんと言っても54キロ、岩田は魅力だ。久々に平場からは中山2R1番クリティカルパス。休み明けも素質上で、父バブルのダート替わりは黙って狙い。
【桜花賞】の予想は明日にするとして最後に、田端氏をネタにしたお詫びに宣伝をひとつ。実は田端氏は競馬の他にも才能を生かし色々な仕事をしている。そのひとつが著書『プロ野球データスタジアム2005』。この本が3冊目になるらしいが、とにかくマニアックな野球データ本である。よくぞここまで調べたというようなデータが満載である。例えば、打者の「0ストライク打率」とか「曲がる系打率」とか、投手の「逆球率ランキング」などである。覚えておいても何にも役立たないと思えるデータ。しかしそのデータは野球好きにとってはたまらない。興味のある人は本屋さんで是非手にとってほしい。ひょっとしたら試合を観ているより面白いかもしれない。
あっ、今度田端氏のコラムの「逆的中率」をだしてもらおう。
コメント (2)
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