KABOSUのひとりごと

(1)日々で起きている現象を切り口に社会を洞察する。
(2)テレビ・新聞・政党が言わないことを言う。

寝返り造反議員に気をつけよう(3)

2006年09月30日 | 政治
寝返り造反組の連中は、今後「政策の一致」を掲げて、徐々に自民党に協力していくだろう。
そして次の段階として「選挙協力」をしていくだろう。
その次の段階で「統一会派」を組む。
最後の仕上げが復党だ。
それも目立たないように、どさくさに紛れて復党するだろう。

新聞の小さな「永田町情報」に注意しよう。
そして、「〇〇氏復党」の記事を見つけたら思いきり指を差して言おう。
「意気地なし!」「破廉恥!」「人間の屑!」

寝返り造反議員に気をつけよう(2)

2006年09月29日 | 政治
人間は無欲がよい。
少なくとも、得することを堂々とするのはいいものではない。

強いものや大きなものに近付くこと等は、あまりかっこいいことではない。
中でも、政権に近付くというのは、それ自体に破廉恥性が内在している。

過去の例を見ても、与党に寝返った政党は悲惨な結末を迎えている。
造反組の今後の行く末に注意しよう。

寝返り造反議員に気をつけよう(1)

2006年09月28日 | 政治
案の定、平沼赳夫、野田聖子といった造反無所属組の多くが、首班指名で「安倍晋三」と書いた。
確かに安倍新政権と共鳴するところがあるのかもしれない。
政策でも一致するのかもしれない。
しかし、昨年の総選挙であれだけのことをされ、平気で自民党に協力するというのは、無神経さ、さらには政治家として最も重要な信念の無さを疑われることになることを知るべきである。


安倍新政権の教育改革(4)

2006年09月27日 | 政治
安倍氏は、教育において能力主義の強化を図ろうとしている。
しかし、能力主義の強化は一部のエリート養成にはよいが、彼の目指す精神面の強化には役に立たない。
競争に敗北した者に、教育さらには社会への不信感を持たせ、かえって反社会的な人間を養成することになる。

むしろ、この際、教育水準は後回しにし、徹底して道徳面を強化すべきではないか。

安倍新政権の教育改革(3)

2006年09月26日 | 政治
「国」、「社会」を愛するというのも精神論の押しつけになりやすい。
どうしても「愛」をいれるのならば、「親」や「神」にするべきだ。
むしろ、各人の「人格の尊厳」を正しく教えるべきだ。
「他者に迷惑を掛けない」、「人格者として行動しなければならない」といったところに還元していくべきではないか。

安倍内閣組閣の見所~参議院は日本最強の伏魔殿

2006年09月25日 | 政治
安倍内閣は総じて論功褒賞型の内閣になるだろう。
安倍晋三には小泉首相ほどの開き直りはできない。

ただ、ごまかしのため、一部に思いきった若手や女性の起用はあるだろう。
小渕優子などもごまかしのためには十分有りうる。

焦点は、参議院からの枠である。
青木参議院会長は溝手顕正氏・若林正俊氏の2名を推薦したが、どこまでのむか。
1人は受け入れるか、両方とも受け入れないか。
それにより、安倍氏の参議院に対する今後の対応がわかる。

参議院というのは、あの小泉首相も手を付けられなかった日本最強の伏魔殿である。



安倍新政権の教育改革(2)

2006年09月24日 | 政治
安倍氏は、教育の柱に国を愛する気持ちを掲げようとしている。
しかしこんなことで教育の問題が解決できるほど単純なものではない。

確かに、左翼学生が暴れていた彼の祖父の時代には効果があったかもしれない。
しかし、今の悪い少年は、共産革命を目差して暴れているのではない。
少なくとも、「国」を「社会全体」に変えなければ、おかしな方向に行ってしまう。

安倍新政権の教育改革(1)

2006年09月23日 | 政治
安倍総裁は教育改革を新政権の大きな柱に据えているが、期待できない。
戦後の日本の教育というのは、戦前の評価について、政府(文部省)と日教組の不毛な争いに終始してきた。
彼の著書や言動を見ると、「駄目教師の排除」ということをさかんに言っている。
今の教育の問題点は、教師にも問題があるが、それ以上に本人や家庭の教育に問題がある。

「駄目教師の排除」を高らかに掲げて不毛な争いに持ちこまないで欲しい。

鉄道復旧情報について

2006年09月22日 | 鉄道
先日九州に所要で行ったとき、台風13号が通過し、九州内鉄道全線が不通になった。

そのときの某駅での復旧情報についていいたい。
駅側は、「情報がわからない」「いつ開通するかわからない」の一点張りだった。
確かに、復旧するのがいつになるか答えるのは難しい。
下手なことを言えば、文句を言う客もいるだろう。

しかし次のことを提案したい。


・復旧までに必要な作業工程を言う
・その中で現在どの段階かを言う

この2点を言えば、客は後どのくらいで復旧するのかを自己判断できる。
正確にわからなくても、他の交通機関に切り替えるべきかどうかの判断材料になる。

安全第一であるから急ぐ必要は無い。
しかし、情報開示は重要だ。

ドイツでネオナチ進出

2006年09月21日 | 政治
ドイツの地方議会でネオナチが5%条項をクリアし、議席を獲得した。
徹底してナチスを排除するドイツでは由々しきこととして認識されている。

しかしそれ以前の問題だ。
結局、国民にとっては与党対野党だ。
大連立を組んだ場合、必ずそれ以外の政党が伸長するのだ。
与党はどこも同じに見えるのだ。

日本でも自民・民主で大連立を組んだ場合、必ず共産党か極左・極右等が進出するのだ。