五輪の創始競技であるレスリングが中核競技から除外され、2020年の大会から消える可能性がある。日本のメダル獲得の多い得意種目だった。
戦後の小学生の頃、棒高跳び決勝で同じ高さ成功で大江季雄・西田修平が銀・銅メダル獲得が決まったが、日本は年長の西田を銀、大江を銅とし、表彰式では2位の表彰台に大江、3位に西田が立った。帰国して2個のメダルを半分に切って繋ぎ、お互いが持ち合った。それが美談、五輪精神と教えられた。
金メダルに輝いたからと総理大臣は国民栄誉賞を与え、そして金色の真珠の首飾りを所望する破廉恥な行為、真珠は白である。
勝って兜の緒を締め忘れた軽率な行動を咎められたのだろう。
アルジェリアの邦人大虐殺、グアム島の狂人の邦人殺戮の根底には衣食が足りすぎて礼節を忘れた日本に対する警鐘と受け止めれば被害者の供養になるだろう。
勝者は自身以外の敗者に支えられている事を忘れては覇者とならない。