かあちゃん日記

毎日の出来事と一緒に、見たい事・知りたいこと・知ったこと・見たことを書いていきます・

かきもち

2006-01-28 13:26:37 | Weblog
地元の新聞にカキモチの話題が載っていた。

富山・福井・金沢の順で御餅を沢山食べる全国ベストスリーなんだそうだが、確かに米も、水も好いからうなずける。

寒中に、不純物の少ない寒水を使って、この地方ではカキモチを搗く。
平たく伸ばさないで、縦7cm横12~3cmくらいの長い棒状にする。それを2mmくらいの厚さに薄く切り、今はビニール製のひもかもしれないが、昔は藁をつなぎながら13~4枚くらいをくっつけて編んでいく。それを、乾燥しない、でも少しは風通しのよい所につるす。例えば納屋の二階とか廊下とか、あまり使わない座敷などだ。

カビずに、それがゆっくり乾燥できる為です。急に乾燥すると割れて落ちてしまいます。だから、乾燥する表日本では作り難いのだと聞いています。

よく乾くと大きな缶の中などに保存します。

ヤマトブロで気長に焼いてその引き出しに入れてあると湿気ずにほのかに温かいのです。それが今日のおやつでした。

昆布、赤いベニ色で砂糖の入ったもの、黒豆、ゴマなどを入れて味に変化をつけます。

割れたものは、油で揚げます。チョット塩と砂糖をまぶすと上等なおやつです。

最近はついてもらう方も少なくなりましたが、今では賃餅屋さんに乾燥までしていただきます。

それに焼くのはトースターで焼きます。

写真のは生産していると言う感じですが、そういえば道の駅で売っていました。

今日はチョット昔を思い出してみました。

コメント (2)
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