『文盲』
アゴタ・クリストフの『文盲』を読んだ。
スターリンが亡くなったときのことは、
ヌレエフの言葉もあわせて、ちょっと興味深い。
これを読むと、当時のハンガリーは、まるでソヴィエト連邦の中の
ひとつの国のようだ。
彼女は、スターリンが亡くなっても、何の変化もない国を捨て、
オーストリアに亡命した。
西側の人たちはみんな親切だったという。
でも、しばらくは言葉が通じず、好きな本も読めず、辛かったという。
かつて「東欧」と呼ばれ、ソヴィエトと仲が良いように見えた、
国々も、早々にEUに加盟したのは、過去のいやな経験を
くり返さない、という思いがあったから?
アゴタ・クリストフの『文盲』を読んだ。
スターリンが亡くなったときのことは、
ヌレエフの言葉もあわせて、ちょっと興味深い。
これを読むと、当時のハンガリーは、まるでソヴィエト連邦の中の
ひとつの国のようだ。
彼女は、スターリンが亡くなっても、何の変化もない国を捨て、
オーストリアに亡命した。
西側の人たちはみんな親切だったという。
でも、しばらくは言葉が通じず、好きな本も読めず、辛かったという。
かつて「東欧」と呼ばれ、ソヴィエトと仲が良いように見えた、
国々も、早々にEUに加盟したのは、過去のいやな経験を
くり返さない、という思いがあったから?