晴朗無上

日々の出来事など

255

2008-11-23 20:05:48 | Weblog
『定刻発車』・三戸祐子著
               
 

 電車の「定刻」というのが、世界でこうも違うのかと、
 まずは驚いた。
 日本では、1分以内、欧米では15分以内を定刻というんだって!
 15分って・・・遅れてるじゃん!と言いたい。

 そして、日本の電車の「定刻発車」は、奈良、平安の駅馬(えきば)・
 伝馬という制度にまでさかのぼるんだとか。

 江戸時代の参勤交代のさいには、スタートからゴールまで、
 こと細かく時間的計画がたてられていて、
 残っている資料をみると、
 まるで、列車のダイヤグラムのようなのだ。
 ほんとに、日本人って、几帳面で、まじめなんだと思った。
 ・・・わたしも日本人だけど・・・あんまり・・・

 東京駅の東北・上越・信越新幹線の発着ホームは、
 一本しかないのに、一日200本以上の新幹線が発着する・・・!
 すごいな~。

 なんか、この本を読んでいると、「すごいな~」とか
 「へ~」とか、びっくりすることが多い。
 電車に乗るときは、保守・点検部門の方々に感謝してのらなくては、
 って気持ちだ。
 そして、なんだか、鉄道博物館に行きたくなるのだった。

 よし、行くぞ!

 あ、あと、これを書いた人が女性というのもびっくりだ。