とにかくひどい。
その一言につきる。そりゃ、数字も悪くて当然だわさ。
感想こそUPしてません(全部見てないし、見るの忘れることもあったし)が、あまりに状況がひどいので、「黒い太陽」「怨み屋本舗」も入れて並べます。そうでもしないとさびしいすぎる。(笑)
採点表です。
ストーリー:全体の話の流れ。
ラスト:主に最終話。しめかた。
メイン:メインキャストの評価
キャスト:メイン以外のキャスト
その他:音楽、HPなど上記以外全般
結局、中間と変わらず。
中間より、いいと思ったもの、悪いと思ったものは当然ありますが、並べるとこうなるか。
あくまで、オイラの主観だけで書いてます。
「そりゃちがうやろ!」ってもあると思いますが。ご容赦くださいませ。
個々の総評。
①結婚できない男
◎
平均点をとると、これが頭1つ抜けてるかな?
初回は???ってところはあったけど、実際、そういう状況にある、オイラとしては、つぼに入ると、もうだめ。おもろすぎます。
こんなドラマとは思ってなかっただけに、いい意味の期待は裏切ってくれたんのはよかった。
主役のお二人は本当にツボでした。
もちろん、お二人とも、うまいのが前提としてあるわけですが、あのテンポとかけあいのおもしろさは、脚本のよさなんでしょう。
メインの5人と1匹のなんとも言えない、微妙な関係もよかったし。
周りもケンを筆頭に、ちょい役の方も含め、みんな生きてるし、どっかしらからんでる。
その辺の無駄のないおもしろさも、このドラマのよさかと。
特に、今期は「無駄」が多かっただけに、余計そう思えたのかも。
あと、話が「大人」だったのかな?
行間を読むというか、相手心理を知りつつ、会話の意味を探るみたいな、おもしろさもあったと思います。
▼
あら探しするつもりもなく、特になかったです。
あえて、いうなら、信介が痛すぎる(笑)。&身につまされるので(自爆)
信介が実際にいたらたまらんですわ。
でも、信介って根っこがいい人だし、ちゃんとしてるから、見れたんだろうな。
最後、阿部さん自身で「最後は結婚するらしい」とおしゃっていたので、てっきりするものだと思ってみてただけに、ショックでした。
ただ、よくよく考えたら、どうやって「結婚」を伝えるか?ってのはかなり難しい問題で。
当然、式なんてありえなし、仲良くラブラブ~ってのも絶対ありえないし。
プロポーズもあれが限界だろうし。さらっと指輪だけ・・ってバイトさんのみて思ったんだけど。
まぁ、数字も良かったことだし、続きというか、スペシャルはあるだろう。
それに期待するか。
②マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
◎
これもいい意味で期待を裏切ってくれた。
ついていけない部分もないとは言わないけど、いろんな意味で「馬鹿」してたのはよかったのか。
原案をまったく知りませんが、どうも設定を除くと完全に無視してるみたいで、それがよかったんでしょう。
「馬鹿」ばっかりだったら、こっちもむかつくんだけど、その後のフォローもできたし。
感動ものもうまく混ざっていたし、最後もうまくまとめたと思います。
ラストは今期ではこれが一番よかったと思います。
あと、出演者の方も総じて◎だったと思います。
特に、長瀬さんはお疲れ様でした。
▼
波が大きい。この手のものの宿命だとも思うが。
いい回はえらく、いいけど、悪い回は?が並ぶってのはオイラとしては好きになれん。あと、クラスでない方の組関係の話がもう1話分くらいあっても。
でも、それは無理な話かな?「学園&笑」がメインのドラマと考えると。
-怨み屋本舗
◎
アップはしてませんが、かなりいいです。
オイラ個人として、好きな路線のドラマです。
ただ、全部見てないので、順番はここですが、全部見てたら、順番変わってたと思います。
って言う前に、まだ終わってないし(爆)
各話のテーマのわかりやすさは評価していいと思います。
そのテーマも、しっかりしてるし、おちゃらけもありつつも、ちゃんと社会派してるし。木下さんもよかったし。寺島さんも。でも、ツボは前健さんでしょ。
見てない方、ぜひ一度。
▼
つっこみどころはいろいろあったが、特に警察は何しとんねん!ってのは多々。
その辺も含め、もうちょっと現実味があってもよかったようには思うが。
あとは、仕込みの荒さ。気づきやん普通!ってところがいくつか。
-黒い太陽
◎
意外と言っては失礼だけど、まだ、普通に見れた。
どうせ、ドロドロにするなら、あれくらいはせんとだめっしょ。(笑)
そういう意味ではよかったです。
ただ、オイラ的当たり枠のこの時間にしては外してる方。
でもファールくらいは打ってると思う。
▼
8話は短い。やっぱりあと1話はほしい。最後もちょっと荒いなぁ。
さらに言うなら、もっとx3くらい、ドロドロでもよかったかも。
メインの2人は、ちょっときっついかな?。
特にNさんは。でも、Mさんよりましだとは思ったけど。
本来、これくらいのドラマがこの順位にいるのはおかしいんだけど。
③タイヨウのうた
◎
本編(薫と孝治)はよかったと思います。
原作ない、バンドにしたってのは王道といえばそれまでですが、外してはなかったと思います。
▼
せっかくバンドにしたんだから、それをもっと前に持ってきても。
そうしたら、少なくとも、「青春物」には近づいたと思うけどなぁ。
祭りだけだもん。バンドが全面に出たの。
あと、いらん話多すぎ。特に麻美周り。
全部とは言わないけど、大半はカットしてもよかったと。
麻美の使い方をまちがったとしか思えんのですが。
どうせなら、美咲の方にスポットをあてて欲しかったな。
だったら、もうちょっときれいな話になったと思うのに。
少なくとも、このドラマにドロドロした要素は不要だと思うんですけどね。
一応、青春ものを狙ったというなら余計に。
あと、XPについて。
初回でも書いたけど、このつくりだと、いくらテロップいれたからって病気について勘違いされると思うんですが。
ここにも勘違いしたのがいるし(自爆)
だから、感想の中でこれについて書くのは一切やめました。
でも、順番って大切だわ。
あえて、我慢してました。映画との比較。
1話、2話で「こりゃ、「タイヨウのうた」じゃない」と内心思ってみてました。
で、ないと見れてません。
映画を見た方々で「薫=YUIさん」という意見が多数あり、オイラもそれには賛同してました。
イメージ壊れるから見ないって人もたくさんいたようです。
なので、数字が悪かったってのも要因の1つでしょ。
映画見たら、見ない方がいいと全部見て改めて思います。
残念ながら、それくらい別でした。
T○Sがいつのまにか仕立て上げた謎の3部作のうち、一番、映画とのイメージがかけ離れたいたのは間違いなくこれです。
(ってアンタなんやかんや言いながら全部みとんかい!ってつっこみはなしってことで。(爆))
離れるのはいいわさ。作りも別なんだし。
ただ、離れるにも、せめて、幹の部分は残せよな。
枝葉が狂うのはぜんぜんかまわんけど、幹が狂うと訳がわからなくなる。
CDを出すのはいいと思うし、最初から出すのは間違いないと思っていたのでそれはかまわんのですが、完全に沢尻さんのためとしか思えないもん。
正直、ここまで売れたのがわかりません。
数字がよければ、まだしも、平均10%ぎりぎりってのに。
オイラの個人的な意見ですが、曲も映画の方がいいと思うし、なにより、名義が許せん。(笑)
バンドでしか歌ってないんだからバンド名義でだせや。
個人名義なら、自作CDの状態=STAY WITH MEだけで出さないとだめでしょ。
これ、ドラマしか見てなかったら、こういう感想になったかどうか。
ただ、これでも、この順番ってのが、今期のひどさを象徴してると思う。
④誰よりもママを愛す
◎
下地になっている親子愛や夫婦愛はよかったです。
悪人がいないドラマってのは、少なくとも気分が悪くなることがないってのはいいですね。
これで、もしバッドエンドな部分があったら、「なんじゃこりゃ?」ってところなんでしょうが、そういうこともまったくなく、らしい感じで終わったのも○でした。
あとは、薫&和ちゃんのコンビとピン子さんかな。
薫&和ちゃんの成長はいろんな意味で楽しみかも。
▼
頭から、最後までまったりしたまま。まったりしすぎた気はするなぁ。
人数が多いから、どうしても話が割れる=つっこみが甘くなる。
あとは現実味がもうちょっとあってもよかったのでは?
⑤花嫁は厄年
◎
後半、一時期、ましか?と思ったが。
▼
ラスト2話は1話に、できただろ?ラス前は本当に無駄というか。
とにかく、このドラマは入っていけませんでした。
無駄なキャラが多いし、それが邪魔しかしてない。
あえて名前は挙げないけど、出なくなってからはよくなったと思う。
実際テレビ局なんてあんなもんだろうけど。
結局、誰も、 家に対しての責任誰もとってないし。
で、タイトルにまでつけた「厄年」である意味は?言っちゃだめか(爆)
⑥ダンドリ
◎
ラストはよかったと思います。
ラスト2話前くらいで、あれくらいのダンスをかましてくれてれて&最後にダメ押しってのがよかったなぁ。
▼
まだ、榮倉さんでは主役は無理。1話を終わった時点でそれは思ったけどさ。
もうちょっと鍛えてからかな?
せっかく18人いるんだから、要周りとか先生とかの話よりは、チームの話とか友情をテーマに話を膨らました方がよかったんでないですか?
なんか気づいたら人数増えてるってのも謎だし。
いろんな都合があるのはわかるけどさ・・。
もっとダンスをしてもよかったと思うけど。少なすぎる。
期待してたんだけどねぇ。そういうのを期待してたんですが。。。
⑦CAとお呼び!
◎
どっかあるかな?少なくとも、パッと思い出すところはない。
西田さんくらいかな?よかったのって。
▼
笑い?シリアス?どっちつかず。
根っからの笑いのドラマじゃないと思うけど、笑いに走るならもっと突っ走ってもよかったのでは?キャスト的にもそういうのはできそうだし。
結局、終わってみると、観月さんがやると全部同じように見えちゃうんですよねぇ・・・。
⑧サプリ
◎
今岡親子(佐藤浩市さん+志田未来さん)+白石美帆さんがいなかったら、このドラマは終わってたと。
その話をメインしてくれたもっと上だと思う。
この3人さんを含め、メイン以外の方々はまだ、まっとうだったと思います。
▼
まず、主題がわからん。何が「サプリ」なんだか?
さらに、主役の2人の変化の激しさに、ついていけない。
そんなコロッと変われるものかね?
ついていけてないうちに、話がころがるのはまだしも、それもわからんから、結局なんだったの?ってだけで終わってしまった。
以前、「危険な○○」でも書いたが、やっぱり、どう考えても、主役をはる器じゃない。無理なものはやっぱり無理ってのを改めて証明してくれた。
また、電車のSPがあるみたいですが。
それも、はまったのではなく、たまたまやったからってだけで、絶対映画版の方のエルメスの方がいい。
土俵が違うから比べるのは・・・って言われたらあれですが。
正直、拷問か?と思った回もあったくらい、相変わらずのダメダメな時間帯でした。
で、今期のまとめ2
2006年7月期 ドラマ総括2(部門別)
おまけ
○ガッタは2回録画して見ました。それも夜中。睡眠時間返して欲しかったわ(爆)
まず配役がダメダメだったような気がする。
原作は読んでるんですが、4人ともなんか違う。特に主役は。
あと、若手だけでドラマやるときって、近い距離で1人、場を締めれる人がいないと。
うまい人ばっかりだったらいいだけど、お世辞にもメインの4人のうち1人を除きそんなメンバーじゃないし。
近い距離ではいなかったもんなぁ。場をしめるような人は。
特にメインがだめだと、どうやってもダメって典型かもね。
裏が強すぎたのも不幸に追い討ちをかけたってのはあるけど、まぁ、仕方ないか。