風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

私の考え

2017-10-25 | 世界・平和
北朝鮮による日本への攻撃はない。
彼の国の立場に立って考えてみよう。
日本は大国アメリカに追随するだけの、
いわばジャイアンにいつもひっついているスネ夫。
ジャイアンに本気で対抗するためには
スネ夫を攻撃したってのび太には何のメリットもない。
逆に倍返しでフルボッコにされるだけだ。
北朝鮮にとって相手(または敵)と言えるのは
ジャイアン(アメリカ)だけなのだ。
さてそんなスネ夫(日本)はどうあるべきか。
のび太とジャイアンの仲を取り持てるのは
スネ夫にしかできないことじゃないだろうか。
腰ぎんちゃくでいるのは外交とは言わない。
顔を合わせて話し合うことは人間にしかできない特性。

憲法の改正は全くの反対じゃない。
時代とともに改正するのは必要なことだと思う。
しかし、特に前文および2章と
ほとんどの3章には絶対に手をつけるべきではない。
ここは日本のアイデンティティとも言えるところ。
世界に誇れる、日本ならではの憲法だ。
胸を張っていい。
改正すべきは唯一第3章の第24条にある「両性」だろう。
婚姻を男と女に限定しているのは
LGBTの人たちの基本的人権が侵されていることになる。
ちなみに、護憲活動で公共施設を借りようとする時
「政治目的云々」により拒否されることがあると時々聞く。
現憲法は「日本国憲法」なのだから
これは前文および第99条違反ということになる。
また今回の選挙で「高等教育の無償化」を憲法に・・・
と一部政党から改憲提案があったけれど
それは第23条と第26条でその内容を包括しているので
あとは法律だけ決めれば良い。
もっと言うと
「もりかけ」問題は第15条2項違反だわな(笑)

当然のことながら原発は即時停止。
廃炉作業などは順次行うべきだろう。
フクイチで身に沁みた危険もさることながら、
危険回避や周辺自治体の理解を得るための支出が多すぎるし、
(低コストのエネルギーというのはまやかしだ)
何よりも廃棄燃料について確固たる処分方法が無い状況。
地中深くなんてのはナンセンスだ。
いつ噴火や地震、地殻変動があるかわからない中、
後世の人々を危険に晒すだけだろう。
捨てる方法がないゴミを排出し続けるエネルギーが
果たして本当に人間社会の役に立っているのか。

一部の大企業が恩恵を受けるだけのアベノミクスは反対だ。
また国債乱発による大規模財政出動も。
もし財政出動を行うなら、社会保障や教育に向けるべきだろう。
経済特区を用いたり、企業努力による景気浮揚策は
もともと「小さな政府」を目指す経済政策であるはず。
にもかかわらず無尽蔵な国庫負担を強いるやり方は
全くその考えに反したことだ。
戦中戦後の日本における経済混乱は
戦時中の国債乱発による国の債務超過が原因。
同じ愚を犯そうというのか。
ちなみに私は大きな政府による欧型社会民主主義を推す。
一般国民の将来不安があるうちは消費活動が活発化しない。
社会保障制度によって将来不安が無くなれば
それなりの消費活動も活発化するだろう。
また教育は将来の国づくりのための先行投資だ。
もちろんすぐに結果となって現れるものではないが
先行投資がない企業に将来がないのと一緒で
国に関しても同じことが言えるだろう。

社会というものは人の集まり。
集団が秩序をもって機能するように社会のルールがある。
人と人、会社と会社、地域と地域、集団と集団、国と国が
お互いに理解しあい、話し合い、ルールを守ることによって
そのコミュニティは機能する。
個人同士でも、地球規模にあっても同じこと。
「自分first」「自分の仲間first」「自分の国first」では
社会は機能しなくなることをひとりひとりが認識すべきだ。
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