3年ぶりの花巻まつりは
例年よりも1日短く、2日間のまつりだった。
いつもなら100基以上が繰り出す神輿は無く、
出店も限定となり、終了時間は19時と2時間短い。
もちろんコロナ対策によるものだから
まぁ仕方ないことではあるのだけれども
(出店を限定エリアにしたのは逆に密かとは思った)
やはりテンションがいつものようにはMAXにならない。
例年なら最終日の神輿までボルテージが上がり
それを冷ますように山車のパレード。
しんみり帰途に着くことになる。
そのテンションのギャップが今回は少なく
もうひとつ満足感に欠ける。
それでもやはり花巻囃子を聴くと血が沸いてくる。
花巻人のDNA。
思えばコロナ前最後の花巻まつりは
映画「マルカン大食堂の贈り物」の撮影で3日間過ごした。
かなり前のように感じる。
最近移住してきた人や子どもたちの中には
初めてのまつりという人もいるだろう。
彼らのDNAにも刻み込められるよう
来年こそは元通りのおまつりができるように祈ろう。
19時過ぎに帰ると、月がきれいだった。