東証株価指数がじわじわ下がっている。
一時は「トランプ効果」といわれ
年明けから週刊誌などは
こぞって「買い時」と煽る記事を掲載し
好況感を演出していた。
・・・が、ホントにそうか?
と冷ややかに見ていた人も多いと思う。
そうでなくとも保護主義は閉塞感を招き
早晩行き詰まることは歴史が証明している。
ましてトランプの場合は、経済政策というよりも
あくまでポピュリズム政策として
「America great」を成したいための政策だから
その思想に経済的な裏づけはない。
それどころかドル安誘導まで行おうとしているのが
はじめから見え見えだから円は高くなる。
日本国内の輸出産業もトランプの脅しによって
アメリカへの投資ウエイトを高くせざるを得ないので
当然日本国内への投資はおろそかになってしまう。
また外交においても同様。
彼の恫喝外交により、
中東や東アジアは予想以上の速さで緊張感が増している。
これは当然信用不安に直結するだろう。
どう考えたって東証株式が高騰するわけがない。
ワタシのような素人が考えたってわかること。
ではなぜ各マスコミは「買い時」を煽ったのか。
株価暴落を懸念した与党主導で
もしかしたらマスコミを使った世論操作じゃないのか?
週刊誌の見出しを見ながらそう感じていた。
もしそうなら・・・
日本という国は恐ろしい時代に突入している。