風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

阪急電車

2011-06-24 | 読書
現代の物語なのに
何かどことなく懐かしい。
それはきっと人の体温が感じられる
人と人との繋がりの温かさが感じられる
そんな物語だからだろう。

住んだことも無いのに
何かどことなく懐かしい。
それはきっとこの物語の舞台である
阪急今津線の沿線の風景が
かつて学生時代を過ごした東京の
郊外へ向かう私鉄沿線の風景と
重なって見えるからだろう。

こんな時だからこそほっとできる物語。
いい本を読んだ後は
その本が原作となった映画を見るのに
いつも少し躊躇するのに、
今回は積極的に見たいと思った。
何より
行ったこともない阪急今津線が見たい。

「阪急電車」有川浩 著 幻冬舎文庫
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6月23日

2011-06-24 | 世界・平和
昨日は沖縄戦集結から66年。
物心がつき、記憶が残る一般的な年齢は5歳と言われるが
当時5歳だった人達ももう今年で71歳になる。
いずれ近い将来
「最後の沖縄戦経験者」と呼ばれる人が現れるんだろうな。

震災はじめ、どんなことでも言えることだけど、
記憶を後世に残すのは大事なことだと思う。


そして昨日は親父の19回目の命日。
どこにいようと、忘れない。
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