話題のヤングケアラーの話をテレビで見た。中学生の息子が、認知症を患った母親の介護をしている。学校にも行けず部活動にも参加できない。買い物、料理、洗濯。家事全般を背負うはめになる。母に服を着せ髪をすき、化粧も簡素に仕上げる。入浴やトイレも介助する目を離せない日々。
一方、女の子が野菜を切る映像。幼い頃のままごとと重なり、切なさがこみ上げた。学校や部活動もしたいのに、介護をしながら家事をこなす姿に感動。政府には確かな政策を検討していただきたい。ヤングケアラーの未来にまばゆい光を。
鹿児島県姶良市 堀美代子(77) 2022.4.16 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます