小皿に載せた艶やかな青味を帯びた梅は、宝石を見るようだ。歯ごたえがあっておいしいと友が褒めた。6月、少し早めに採った梅は苦味が出ず、木蓋で押し転がすとぱかっと割れて種が出る。あく出しした梅に砂糖をまぶして瓶に入れる。4日後、ざるにあげ、漬け汁を煮沸し冷まして梅と瓶に戻す。「煮沸、漬ける」を5日おきに4回繰り返し、最後は瓶に漬けたまま。
秋になると照りのよい砂糖漬けになる。来客の茶うけになる。春、芳香を放った庭の梅は梅干し、普茶料理や調味料作りに私は重宝する。施肥する時期になった。感謝の声をかけて。
鹿児島県出水市 年神定子(82) 2018/12/28 毎日新聞鹿児島版掲載
秋になると照りのよい砂糖漬けになる。来客の茶うけになる。春、芳香を放った庭の梅は梅干し、普茶料理や調味料作りに私は重宝する。施肥する時期になった。感謝の声をかけて。
鹿児島県出水市 年神定子(82) 2018/12/28 毎日新聞鹿児島版掲載
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