2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (56)

MIDA Michiru, 1st place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

55歳以上の優勝は、エントリー番号79番の弥陀ミチル選手（東京）でした。
弥陀選手はこのときちょうど55歳で、このクラス初参戦にして見事優勝したわけですね。
しかし、これまでの弥陀選手の活躍ぶりを考えれば、優勝にも納得がいくというものでしょう。
2018年のジャパンオープンではボディフィットネスで見事に優勝、2019年にはオールジャパンで45歳以上160㎝以下級で3位に入賞しています。
そしてSPORTEC CUPでは、2018年・2019年と2位でしたが、2021年についに優勝したのです。
2019年までは前髪を下ろし50代という年齢には見えない感じでしたが、2021年はご覧のようにイメージチェンジしてそれが当たったということもあったかもしれません。
ただ残念なことに、弥陀選手もやはりJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSには、参戦していませんでした（苦笑）。
結局このクラスから参戦したのは、4位の石井選手だけだったということになりますね。
以上が、ボディフィットネス55歳以上の決勝の模様でした。

これでようやく第2部のすべての競技のご紹介が終わりました。
残るは、ボディフィットネスの35歳以上以降の各クラスの順位発表及び表彰式の模様のみとなりました。
次回はそれをご紹介して、第2部を締めくくりたいと思います。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (55)

NAGASHIMA Masako, 2nd place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

そして2位は、エントリー番号74番の長島雅子選手（埼玉）でした。
2021年は、SPORTEC CUPのボディフィットネスで4位に入賞しています。
長島選手も、以前は50歳以上級で大活躍していた選手で、2016年と2017年のオールジャパンでは、50歳以上級で2年連続で優勝しているのです。
2018年も、大接戦の上で惜しくも2位でした。
そして2019年は、45歳以上55歳未満160cm以下級で4位という成績でした。
2021年はこのクラスへの初参戦となったわけですが、その「若さ」が有利に働いた部分もあったかもしれませんね。
なお、長島選手もJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSには、参戦していませんでした（苦笑）。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (54)

UTSUMI Junko, 3rd place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

ここからはベスト3のご紹介となりますが、3位はエントリー番号81番の打海淳子選手（広島）でした。
打海選手といえば、思い出すは何と言っても2017年のミス21健康美でのオーバーオール優勝でしょう。
なにしろ身長別3クラスの優勝選手を差し置いて、50歳以上級からティアラ奪取を成し遂げたという、空前絶後の快挙を達成しているのです。
もちろん、ボディフィットネスにおいても大活躍で、オールジャパンではかつての50歳以上級で2015年は2位、2016年から2018年までは3位と安定した実力を発揮していました。
そして2019年のオールジャパンでは、ついに55歳以上で優勝したのでした。
なお、2019年にはJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSにも参戦していますが、9位でした。
これで、2021年のJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSへの出場権を手にしたわけですが、残念ながら出場していませんでした。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (53)

ISHII Yukiko, 4th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

次に4位は、エントリー番号75番の石井ゆき子選手（東京）でした。
石井選手といえば、以前はボディフィットネスのみならず女子フィジーク・ビキニフィットネス・健康美と何にでも挑戦して、それぞれになかなかの成績を挙げていました。
しかし2021年は、ボディフィットネスに絞って参戦していました。
そして、SPORTEC CUPでボディフィットネスで3位に入賞したのを皮切りに、ジャパンオープンでこれもボディフィットネスで8位、さらに東京選手権でボディフィットネス158cm以下級で3位と、好成績を挙げています。
今回惜しくも、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSへの出場権が得られる3位以内に入れませんでしたが、心配ご無用（爆）。
SPORTEC CUPでの3位で、すでに出場権は手にしていたのでした。
そしてこの後石井選手は、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSに進んだのです。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (52)

YOSHIDA Kuniko, 5th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

続いて5位は、エントリー番号76番の吉田邦子選手（千葉）でした。
実は、今大会最年長の選手がこの吉田選手でした（爆）。
出場名簿掲載の年齢が61歳だったのでそう判断したわけですが、ただ今大会に関しては大会当日現在ではなく2021年12月31日時点での年齢を記載していた模様です。
といいますのは、7位の沼田選手は名簿上は60歳と記載されていましたが、ご本人のお話ではまだ誕生日前で59歳だったとうかがっていたからです。
日本マスターズ選手権では以前からこの方式で、出場するクラスもその年の年末時点での年齢で分けられていましたが、ほかの大会はそうではなかったと認識しています。
けっこうこれ、重要なことだと思うんですけどね。
それはともかく、その吉田選手が最激戦区のこのクラスで予選突破して決勝に進んだことは、すごいことだと思うわけです。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (51)

YAMAMOTO Etsuko, 6th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

まずは6位ですが、エントリー番号71番の山本悦子選手（長野）でした。
初めて見たのが2018年のオールジャパンビキニフィットネス選手権でしたが、2019年の日本女子健康美でビギナーに参戦して優勝しています。
そして2020年は、KANAZAWA Muscle Challenge Cup 2020に参戦して、ボディフィットネスで2位に入賞しています。
2021年に入って初戦の東日本選手権では、ボディフィットネス160cm以下級で2位と好成績を挙げています。
今年は早くも還暦を迎えますが、櫻井藤子選手率いる「長野軍団」の一員として、今年もいろいろと活躍してくれることでしょう。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (50)

Final of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

そしてこちらが、左右半分が入れ替わっての2回目のクォーターターンの模様です。
ボディフィットネスでは最激戦区を勝ち抜いてきた、6人の精鋭の姿は年齢を感じさせない魅力がありますね。
以上が、選手全員でのクォーターターンの模様でした。
引き続き、各選手の「Lウォーキング」をカウントダウン式にご紹介させていただきます。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (49)

Final of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (55years-)

こんばんは。
2021オールジャパンミスボディフィットネス選手権の決勝のご報告も、今日お送りする55歳以上をもって最後となります。
さっそく、まずはクォーターターンからご覧いただきましょう。
こちらは、1回目のクォーターターンの模様です。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (48)

NAKAJIMA Chiharu, 1st place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

45歳以上55歳未満160cm超級の優勝は、エントリー番号95番の中島千春選手（東京）でした。
2019年は、東京ボディフィットネス選手権で158cm超級で優勝したかと思うと、オールジャパンミスボディフィットネス選手権で35歳以上160cm超級で2位に入賞し、さらにJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSでも、ボディフィットネスで4位に入賞しています。
また、2016年のオールジャパンミスボディフィットネス選手権で、163cm超級の3位に入賞した実績もあり、実力は十分日本のトップクラスといえるでしょう。
筋肉も見違えるほどに付いて、満を持した形でJBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSに臨んだのでした。
以上が、45歳以上55歳未満160cm超級の決勝の模様でした。

次回は、55歳以上の決勝の模様をお送りしたいと思います。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (47)

SAKAMORI Kaori, 2nd place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

そして2位は、エントリー番号93番の阪森香理（さかもり・かおり）選手（兵庫）でした。
前回2019年のオールジャパンではこのクラスを制覇し、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSでもボディフィットネスで優勝した「ディフェンディングチャンピオン」として、地元で行われた今大会での連覇を目指してしたことと思いますが、残念ながら一歩及びませんでした。
一方で、2021年は女子フィジークを新たに手がけるという挑戦もあり、兵庫県女子フィジーク選手権で見事優勝しています。
ただこの後は、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSで「本業」のボディフィットネスでの巻き返しを狙うことになります。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (46)

SAITO Yuko, 3rd place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

ここからは、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSにも参戦できる、ベスト3のご紹介となります。
まず3位は、エントリー番号94番の齋藤優子選手（栃木）でした。
1か月前のジャパンオープンでもボディフィットネスで3位に入賞し、今大会でもその勢いをそのまま持ち込んだ感じでしたね。
2016年以来活躍を続けていますが、5年の歳月を経ていよいよ頭角を現してきた感じです。
以前は「ボディフィットネスの栃木の齋藤」といえば、2016年にオールジャパンミスボディフィットネス選手権でオーバーオール優勝した齋藤有紀子選手でしたが、これからは齋藤優子選手の時代ですね（爆）。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (45)

KOSHIKAWA Junko, 4th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

次に4位は、エントリー番号92番の越川順子選手（埼玉）でした。
2017年にはオールジャパンミスボディフィットネス選手権で163cm以下級及びオーバーオールで優勝し、日本のボディフィットネス界の頂点に立ったこともある名選手です。
2018年にはモンゴルアジア選手権にも出場し、ボディフィットネス163cm以下級で4位に入賞した実績もあります。
2019年には、オールジャパンでは今回と同じ45歳以上55歳未満160cm超級で2位に入り、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS でもボディフィットネスで5位と活躍していました。
今回は惜しくも、JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPSには進めませんでしたが、比較的安定した強さを発揮しているのではないでしょうか。
そういう意味では、今年の巻き返しに注目できるかと思います。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (44)

KAIEDA Yumiko, 5th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

続いて5位は、エントリー番号96番の海江田由美子選手（神奈川）でした。
2020横浜オープンで初めて見た選手ですが、そのときはビキニフィットネス40歳以上級で6位に入賞しています。
2021年に入るとボディフィットネスに転向し、神奈川フィットネス選手権でボディフィットネスで3位、同時に行われた神奈川フィットネスオープンではボディフィットネスで5位に入賞しています。
ジャパンオープンのボディフィットネスにも挑戦しましたが、残念ながら決勝に進めませんでした。
しかし今回、全国レベルのこの大会で見事入賞したことになります。
選手層の厚いビキニフィットネスから、選手層の薄いボディフィットネスへ転向する選手が増えていますが、今後もこの流れは続くことでしょう。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (43)

TAKESHITA Akiko, 6th place of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

まず6位は、エントリー番号98番の竹下明子選手（東京）でした。
これまで数多くの大会に挑戦していますが、なかなか決勝に進めず「Lウォーキング」をご紹介できる機会もなかなかありません（苦笑）。
それでも、2021年に関しては7月の東日本選手権と8月の東京選手権で、「Lウォーキング」をご紹介することができました。
やはり、長年努力を続けていけばいつかは報われるということでしょう。
何より、全国レベルの今大会で結果を出せたことは大きいと思います。

2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (42)

Final of 2021 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (45-54years, 160cm-)

続いては、2回目のクォーターターンの模様です。
こちらは、カメラを持ち替えてポーズ中心にご紹介しましたが、こちらもちょっと中途半端な形になってしまって申し訳ありません（苦笑）。
特にカメラトラブルはなかったと思うのですが、誰かに話しかけられていたのかもしれません。
以上が選手全員でのクォーターターンの模様でした。
引き続き、各選手の「Lウォーキング」をカウントダウン式にご紹介してまいります。