princessnaoの軌跡（１１）

フリーポーズでは白いビキニだった大澤選手でしたが、今度は赤いビキニで登場しました。
これは、最後のポーズダウンのときのもので、「ラットスプレッド」を決めているところですね。

このとき東京選手権で優勝したのは安田敦子選手で、大澤選手は２位でした。
しかし、「princessnao」の快進撃はまさにここから始まったと言っても、過言ではないでしょう。
前述のようにこの年の日本選手権で11位で初入賞し、翌2005年はさらに大きくはばたくことになります。
明日からは、その2005年の活躍をご紹介していきたいと思います。

princessnaoの軌跡（１０）

そしてこれが、フリーポーズのフィニッシュのポーズです。
最後は後姿で締めましたが、これまたきれいに決まっております。

ここまでご覧いただいただけでも、大澤選手のフリーポーズのすばらしさがおわかりいただけたのではないでしょうか。
本当はもっともっとご紹介したいところですが、最後にもう１枚だけお届けいたしましょう。

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さらに、こういうポーズはいかがでしょうか。
ひとつのポーズから次のポーズに移行する間を狙ったショットでしたが、そういうところでもスキのない美しさを保っているのが、大澤選手のフリーポーズの魅力のひとつだと思うのです。
やはり、力強さだけではなく美しさも兼ね備えてこそ「muscle beauty」と言えるわけで、大澤選手はまさにその王道を進んでいるという感じでしたね。

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さらにもうひとつ基本ポーズ、「ダブルバイセップス」のポーズをどうぞ。
女子選手でも多くの選手がこのポーズで拳を握っているのですが、大澤選手の場合は拳を握らないのが特徴です。
ちなみに、ミス２１健康美の「ダブルバイセップス」でも拳は握りません。

この年の東京選手権で女子選手のエントリーはわずかに６人で、全員が決勝進出し入賞しています。
もっともこれは例外的で、以降は2009年の９人が最少であとは10人以上の参加があり、当然予選落ちもありました。

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前に向き直って上半身が「ラットスプレッド」ですが、足を交差させているという「ひねり」が加わっています。
またキュートな笑顔が、非常にマッチしていますね。

しかし今写真を見て思うのですが、手持ちで撮影していたためきちんと垂直になっていませんでしたね（苦笑）。
本当は、床が水平になっていなくてはいけないのですが・・・

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さらに、オーソドックスな「バックダブルバイセップス」のポーズをお送りいたします。
美しいポージングも、まずこういった基本的なポーズがきちんと決まってこそということですね。

ご紹介している写真が縦長であることにお気づきかと思いますが、当時はデジタル一眼レフカメラを使用して撮影していました。
Canonの「Eos Kiss Digital」で600万画素の当時最も安価なデジタル一眼でしたが、やはりビデオカメラからのキャプチャ画面とは雲泥の差がありますね。

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今度は、後姿をご覧いただきましょう。
さすがは大澤選手、後姿もこのようにきれいに決めています。

まだまだいきますよ（笑）。

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いかがでしょうか、このポーズ。
指先からつま先まで、体全体で描く曲線美のすばらしさがおわかりのことと思います。

大澤選手のブログによりますと、ボディビル歴は１５年ということですが、2004年のこの東京選手権で大澤選手を見始めた私は、そのキャリアの終盤５年間を見届けたという形になります。
以降、大澤選手が出場している大会はほとんど見に行っているのですが、唯一2006年の日本選手権だけは見ていなかったのが悔やまれます。
このとき大澤選手は３位に入賞しているのですが、まだこのブログを開設していなかった当時の私は、大阪まで出向くほどの「行動力」がなかったんですね（苦笑）。
またこの2004年の日本選手権も大阪で行われたため、私は残念ながら行っておりません。
このとき大澤選手は、11位で初めて日本選手権で入賞しています。

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2004年東京選手権における大澤選手のフリーポーズの写真を、さらにお楽しみいただきましょう。
ご存じのとおり、大澤選手のフリーポーズの美しさには定評があり、フリーポーズのどこを撮ってもすべてシャッターチャンスという感じでしたね。

私はこのようにブログを開設して情報発信しているわけですが、逆に選手の皆さんが開設しているブログやホームページの情報には案外疎いもので、大澤選手のブログも引退を知ってから初めて見つけたという具合です（苦笑）。

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続いては、フリーポーズ開始のポーズです。

私が大澤選手の引退を知ったのは、9月25日発売の「月刊ボディビルディング」を購入したときでした。
ちょうど日本ボディビル連盟から日本選手権の出場選手名簿が発表された直後で、名簿に大澤選手の名前がなかったのでどうしたのかな、と思っていたところでした。
驚いたのは言うまでもありませんが、月ボで特集が組まれるほど華やかな形で選手生活を締めくくれたのは、よかったのではないかと思います。

princessnaoの軌跡（１）

こんばんは。

それでは今日からは特別企画といたしまして、先頃引退を表明された大澤直子選手の活躍の軌跡を、ご紹介させていただこうと思います。
その特集のテーマ名を、誠に勝手ながら大澤選手が開設されているブログ「princessnaoの輝きブログ」から拝借させていただき、「princessnaoの軌跡」とさせていただきました。
以下、詳しいお話は順次書かせていただくこととして、さっそく写真をお送りしてまいりましょう。

最初は、私が初めて大澤選手を見た大会でもある2004年の東京選手権です。