日本選手権（４９）

ベスト３だけに、相馬選手の写真をもう１枚お送りしてしまいましょう。

男子の規定ポーズでもある「フロントラットスプレッド」のポーズで、たくましさをアピールしていますね。
日本選手権ほどの大会ともなれば、鍛え抜かれた体はもちろん必須ですが、さらにそれに加えて審査員や観客にアピールするもの、たとえば笑顔とか気迫とか、そういうものがより大事になってくるように思います。
その点、この相馬選手は体はバッチリでさらにアピール度も十分ということで、確かに３位入賞にふさわしいものがあるというわけですね。

というわけで、今日はやはり２人しかご紹介できませんでした（苦笑）。
残る２選手は、明日ご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに。

日本選手権（４８）

３位の相馬選手の４枚目になります。

日本選手権ではこのように活躍ぶりが目立つのですが、そのわりには他の大会では意外と振るわなかったりします。
たとえば、今年のジャパンオープンでは４位でした。
普通、日本選手権で入賞するような選手ならば、メンバー的にやや落ちるジャパンオープンでは、もっと上位に入賞してもよさそうに思えますけどね。
逆に言えば、日本選手権に照準を合わせてそこにピークをうまく持っていける、ということでもあるのでしょう。

日本選手権（４７）

３位の相馬選手の３枚目、今度は後姿をご覧いただきましょう。

大柄な体に、鍛えぬかれたたくましい筋肉がしっかり付いています。
奔放なフリーポーズとあいまって、豪快なイメージがありますが、近くで見るとわかるのですが、肌がとてもきめ細かくてきれいなんですよね。
これまた魅力あふれる「muscle beauty」ということでしょう。

日本選手権（４６）

３位の相馬選手の２枚目です。

この、他の選手には見られないアクティブな動きが、相馬選手の持ち味のひとつですね。
フリーポーズを自ら楽しみ、また観客を楽しませてくれる、この人ならではフリーポーズは場内にもとてもうけていました。

日本選手権（４５）

さあ、ついにベスト３のご紹介までまいりました。

３位は、長野の相馬貴子選手でした。
2007年は１２位、2008年は６位に入賞していますが、順位ひとつ上げるだけでも難しいこの日本選手権で、これだけ目覚ましいジャンプアップを２年連続でやってのけるのは、驚異的だと思います。

日本選手権（４４）

４位の秋山選手の写真をもう１枚、これは最後の方のポーズです。

日本でもトップクラスの活躍をしている秋山選手ですが、海外でもアジア選手権などで活躍した実績もあります。
昨年７月に香港で行われたアジア選手権でも55kg級の２位に入賞して、この大会で日本人選手最高の成績を挙げていました。

日本選手権（４３）

４位の秋山選手の３枚目は、ひざ立ちのポーズを取り上げてみました。

この笑顔こそ、秋山選手の魅力の最大の要素のひとつではないかと思います。
さらには、たくましくそれでいて女性らしいボディライン、そしてスキのない抜群のポージングセンスが持ち味だと思いますね。

日本選手権（４２）

４位の秋山選手の２枚目は、後姿をお送りいたします。

今回大阪からエントリーした選手は３人だけですが、うち２人が入賞しています。
１人はこの秋山選手で、もう１人は２位の今村直子選手ですから、まさに「少数精鋭」と言えますね。
圧倒的な選手層の厚さを誇る東京に、見事渡り合っているという感じです。

日本選手権（４１）

それでは、改めまして日本選手権のレポートを続けたいと思います。
決勝進出者のご紹介も、残すところ４人となりました。

今日はまず、４位に入賞した大阪の秋山加津美選手をご紹介させていただきます。
2005年に３位に入賞した後、2006年から３年間５位をキープしていましたが、このたび順位をひとつ上げることができました。
ここは日本のトップクラスだけに、常にこれだけの成績を保ち続けることができるのは、すごいことだと思います。

世界の壁は厚かったか・・・

こんばんは。
今日は、日本選手権のレポートの前にこの情報を提供しておきたいと思います。

先週、イタリアのコモというところで世界選手権（ボディビル・フィットネス・ボディフィットネス）が行われましたが、その結果がＪＢＢＦのＨＰに掲載されています。
http://www.jbbf.jp/KokusaiTaikai/_KokusaiTaikai.html
武田智子選手がフィットネス、望月朋子選手がボディフィットネス、そして先日日本選手権で優勝した西本朱希選手がボディビルの57kg超級に出場しましたが、武田選手が８位に入賞したほかは、２人とも予選落ちだった模様です。
いずれも、日本の第一人者を派遣したわけですが、さすがに「世界の壁」はまだ厚かったようですね。
しかし、今後も世界に挑み続けることが大事だと思います。
来月はポーランドで、世界マスターズ選手権が行われます。
清水恵理子選手と久野礼子選手の、活躍に期待したいですね。