カマキリは 前足に鋭い「カマ」(鎌) を持っている。”カマキリ” と呼ばれる所以のようだが、昆虫の仲間でカマキリ目(蟷螂目) 。歩く時に使う細身の中足と後足と違って、太く長い 草刈り”カマ”のような前足を持っている(捕捉肢) 。
ふだんは ”折りたたんで” いて、獲物が十分近くまで来た時 素早く折りたたんでいた前足「カマ」を伸ばし たたんで、その獲物を挟み捕獲する。だから、鎌切(カマキリ)らしい。ふだんは 枝や茎葉に紛れ込み ジッと獲物にバレ難くして待ち伏せし、近寄った虫や小動物を”仕留め”る。
オオカマキリ、コカマキリやハラヒロカマキリなどある「カマキリ」。日本には生息していないというハナカマキリなども含め、よく小学校や児童のいる家庭などで ”飼育”されている。”カマキリ” の一生が観察学習できる。産卵や卵鞘なども観察できる。
カマキリの寿命は、どの位?と子どもたちに聞かれる。大体、半年から一年ぐらいと大雑把に答えるが、飼ってみれば解る。オスとメスで違ったり 飼育環境で違ったりと、ヒトに聴くよりわかる。野生と飼育での違いはハテナだ。