吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

日本全国 ”春を彩る” 雪割草( ミスミソウ) ―巷の物語

2024年03月13日 | Weblog
雪割草は 雪国の”春を告げ 春を彩る花” として多くの人に親しまれている。ちなみに、漢字で「雪割草」と表した場合は キンポウゲ科の雪割草を指し、カタカナで”ユキワリソウ”と表す場合は サクラソウ科の「ユキワリソウ」を指すのだという。雪割草の多くは ミスミソウ(属)の”オオミスミソウ”を指している。
 
ミスミソウ(雪割草) は、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウおよびケスハマソウの4種で、姿色とりどりの花で親しまれている。ミスミソウの属するキンポウゲ科は 世界中に広く生育し、62属2,500種もあると云われる。うち日本には22属150種もあるらしい。
 
世界中で愛されている雪割草(ミスミソウ) は、主にヨーロッパで”信頼、信用、自信”などの花言葉があり、わが国でも 自信、信頼や内緒、忍耐などや”はにかみ屋”などの花言葉で知られていると聞く。雪割草(ミスミソウ/ 三角草) は、日当たりのいい場所を好むが、高温多湿や直射日光に弱いのだという。
 
・ミスミソウ(三角草) は 日本全国広範囲に自生。オオミスミソウより花色が白  く、雄しべや雌しべの色がピンクや赤や紫や白など色々ある。
・オオミスミソウ(大三角草)は 北陸から青森まで日本海側に自生。カラーバリエーションが豊富で、園芸種として広く普及している。
・スハマソウ(州浜荘): 主に太平洋側に自生。葉の先端が丸く 薄い花弁が多い。葉の形が 州浜に似ていると、この名前になったのだという。
・ケスハマソウ(毛洲浜荘): 近畿、中部、四国にかけて自生。花茎や葉に薄い毛が生えている。

余談ですが、「キンポウゲ科」の花の種類は 多種多様で、キンバイソウ属、アネモネ属、オダマキ属やキンポウゲ属などの花々に加え、トリカブト、クレマチス、クリスマスローズやミスミソウやセツブンソウなどいろいろある。ニリンソウやテッセンや何とかイチゲなどもキンポウゲ科の花々。
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2024年 3月11日は 東日本大震災から13周年日ー同年1月1日の能登半島地震から70日め。

2024年03月11日 | Weblog
2024(令和6)年 1月1日16時、石川県は能登半島で 最大震度7を観測する地震があった。能登地方および石川県内に留まらず、北陸地方に広く震災が及んでいるが、災害の中心は石川県各市町地方であった。
 
被災2ヵ月後の3月1日現在での石川県内の被災状況をみると、まだ損壊家屋や部材や瓦礫などの解体整理や運び出しには 手もついていない。被災で目に着くのは住宅被害(全半壊&一部破損) 7万6,800棟。人的被害(県合計) は 死者241人および災害関連死15人&安否不明者7人および負傷者1,200人。
 
なお 3月1日現在になっても避難所に避難している人が、462か所合計1万1,000人余。輪島市1,950人、珠洲市1,200人、七尾市670人、志賀町500人、穴水町460人などなど。ほかに 旅館やホテルなどでの2次避難者や一時的な1.5次避難者などが県全体で5,000人を超える。
 
話変わって この3月11日は、あの東日本大震災から13周年日。この東北地方太平洋沖地震は 震度7(宮城県沖)に加え、巨大な津波や福島原発事故などと相まって、東北地方から関東南部にかけての広大域での被害をもたらした。
 
石川県能登地方の地震(1/1) と13年前の東日本大震災(3/11) とでは、災害や被災の規模や地勢など及び 住宅損壊規模や死者不明者と避難者数などが異なるが、”大震災” に変りはない。 ふだんの防災や震災後の復興に十年二十年かかることを考えて置かねばならない。
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開設 満18年の私のブログー 平均週2回・年104件の記事発信の一跡 の記

2024年03月07日 | Weblog
2006年3月5日始めた私のブログ(goo blog) が、この3月5日で6,575日通算1,875回の記事発信になった。この(2024年) 3月5日までの発信記事へのアクセス(訪問閲覧) 情況を まとめる。
 
この18年 一年100回ほどの投稿発信をしてきた私のブログは、月平均にすると8.5回ほどの記事を発信してきた。結果、2024年3月5日までのアクセス数 延べ45万9,700人の訪問と述べ101万6,900頁の閲覧を戴いた。一日平均にすると、延べ70人の訪問者が延べ155頁の視読をしてくれたことになる。多謝。
 
18年(6,575日) のアクセス状況をレビューして言えそうなことは、ブログ記事アクセスの高低を決めるポイントは 一に 記事発信の頻度(回数) 。二に 記事のテーマや内容、三に 発信のタイミング。記事発信の曜日および時代や世の中の動向や関心ごととの相性。

ちなみに、1月28日からこの3月5日までの5週間の週別アクセス状況は、週600~1,000人訪問者と800~1,500頁の閲覧で大きな凸凹はない。ところが この2月11日から3月5日までの3週は 突出して高い。延べ週1,000人強の訪問者と1,500強の閲覧頁と前2週や今迄の週の2倍になっている。

参考までに、2月14日のバレンタイン記事や翌15日のブレイキンーパリ五輪記事。2月22日&2/24や2/25 と続けた”春の花々”記事や、3月1日の上巳の節句記事などは、テーマ(題材)や記事が世の中や人々にあっていたと言えよう。

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2024年(新暦) 3月5日は 二十四節気の「啓蟄」。春季(気) 爛漫 の時節。

2024年03月06日 | Weblog
2024年3月5日は、二十四節気の”啓蟄”(中気) 。四季に正節と二つの中気が配されて一年12節気。その他の12節気と合わせて一年二十四節気。まずは「立春、啓蟄、清明」の春季。つぎに「立夏、芒種、小暑」の夏季と秋季の「立秋、白露、寒露」および「立冬、大雪、小寒」の冬季の” 四季” 。

5月5日(新暦)頃になると、春季色が褪せてきて(暦では)爽快な夏の気が立ち込める「立夏」。そしてまだ 真夏の暑さが消えない(新暦) 8月7日頃が「立秋」。この日より冬に入るという正節「立冬」が 目立って日脚が短くなる11月7日頃。

このように(四季) 季節の変わり目を教えてくれる正節だが、より細かく季節を感じ見て農耕したり生活するわが国の人々にとっては、”正節”よりその中にある”中気”や雑節などのほうが、生活に役立っているかも知れない。

農事や生活行事に役立つ主な雑節は、節分や八十八夜や入梅と二百十日や二百二十日および(春・秋の) 彼岸や社日など。それと上巳の節句(雛祭り)や端午の節句(こどもの日)および七夕祭りや重陽の節句やクリスマスと大祓など。

啓蟄は 毎年(新暦) 3月5日頃から3月19日頃までの15日間。「啓」は開く、「蟄」は 虫などが土中に隠れ閉じこもる意味。「啓蟄」で ”冬籠りの虫が這い出す”意になる。これより15日間、春気春季爛漫となる。
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昨日衆議院採決通過した新年度予算案と岸田総理の異次元少子化対策の小話

2024年03月04日 | Weblog
2024年3月2日令和六年度予算案が、衆議院を通過した。新防衛予算や原発政策予算などに合わせ、岸田首相のいう”異次元の”少子化対策予算が気にかかる。自民党の派閥”裏金”づくりや不記載問題の政倫審スベリ・スキャンダルを残し、一般会計総額(概算)112.5兆円(前年度114兆円)だ。
 
前年度につづく史上2番目規模の新予算額は、赤字額(新借金国債)も前年度並みの約35兆円込みの予算。子育て関連予算を覗くと、出産育児一時金(今42万円)を50万円にするとか、子育て家庭への経済的支援10万円追加するとか、今の育児手当(年1.2兆円) に3~4兆円追加することを含めトータル5兆円の「こども家庭庁」の予算を総額10兆円にするという。→これが”異次元”かと云いたい?
 
「若い世帯の所得を増やす」「社会全体の構造・意識を変える」など謳い、”子育てしやすい(社会) 環境整備」や安心して子育てできるとか 子育てと仕事の両立や周囲の子育て支援・協力”などいうが、これが”異次元”なのか?わからない。

40年ほど前(全国)150万人もあった一年間の出生児数。約20年ごとに20万人前後減少し、2023年(2/27厚労省発表) 80万人を切り 75万8,600人になった。2040年あたりには60万人前後になると推計されている。この間も減少すると云われる労働力人口現在7,500万人(2022年)が、2030年7,000万人、2040年6,500万人になるとみられる。

どうする2040~2050年への人口・経済・社会づくり問題。その間年々減少しそうな(年50万人を下回る)婚姻数や年々4~5%減少しそうな出生児数。文字通りの”異次元”施策を期待する。

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三月三日は 五節句の一つ「上巳の節句(雛まつり) 」ー五節句と生活行事の話。

2024年03月01日 | Weblog
この(2024年) 3月3日は 上巳の節句(ひな祭り) 。女の子の祭りで 桃の節句などとも云われるが、もともとは五節句のひとつ「上巳の節句」。上巳は旧暦三月の最初の”巳の日”なのだが、いまは新暦。年5つある年中行事”五節句” のひとつ。
 
五節句とは、1月1日(元旦) がわりの1月7日人日の節句(七草がゆ)、3月3日の上巳の節句(桃の節句)、5月5日端午の節句(菖蒲の節句)、7月7日の七夕(しちせき)の節句(七夕祭り) 、9月9日の重陽の節句(菊の節句) 。
 
古代中国の陰陽思想で”めでたい”奇数(陽)が 陽陽と重なって逆意になる”不吉”を消し、無病息災・魔除け(厄祓い)を願う生活行事としての五節句になったという。その一年2番目の3月3日上巳の節句(3月最初の"巳"の日) が、女の子の健やかな成長を祈る節句になった。
 
つぎの㋄5日(㋄初めの”午”の日) 端午の節句が 男の子の成長を祈る節句になった。つづけて、7月7日の七夕の節句と9月9日の重陽の節句 が、豊作や長寿などを願う生活行事となったという。 このような五節句や春分の日や秋分の日および二十四節気などが、四季に賢く暮らす伝統になったのだと思う。万歳。
 
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