吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

5000万件年金記録、突合や照合作業なら1ヶ月もかかるまいに!

2007年07月05日 | Weblog
 消えたのか浮いたのかわからない年金記録が5000万とも6000万とも言われている。浮いた5000万件、その何かとの照合・突合作業を一年で終える終えないなど言っている。単にコンピューターで照合(作業)するのに一年やもっとはないだろう。一ヶ月もあったらあり過ぎだろうにと思う。

 照合作業は、コンピューターのプログラムさえ組めれば、”あっという間”のことだろう。問題は、今回の課題というか仕事は”照合(作業)する”ことではなく、照合は何か目的へのプロセスだということだろう。消えたか浮いたかは別にして、5000または6000万件の不確かな記録を、その所在や住所および確かな事実記録に確認し、これを国民一人ひとりや記録当事者の納得了解できるデータ・ベースにすることだろう。信頼でき、納得でき、安心できる政府や社会保険庁のデータ・ベースと、それにもとずく年金の支給などの公正と信頼の確保だろう。

 何と照合するか、何と突合するかなど浮いた記録の照合相手がひとつのようでひとつではないのだ。相手が焼却されていたり、破棄されていたり、記録が消えていたり、無い場合も多いのだ。相手がなくてどう照合するか、コンピューターの出る幕を越えることが大事な作業なのだ。人海戦術や汗かけるスタッフワークが最も求められるのだ。

 コンピューター照合作業をしました。6000万件完了して、合わなかった記録が4000万だろうが2000万だろうが「照合作業完了しました」では困る。合わない2000万件をどうフォローし、記録相手が亡くなったりしてどうしても合わなかった方が2万人分あり、どうしますというぐらいはして欲しいのだ。急ぎ、合わなかった2000万人への問い合わせを発送したが、8割は届きませんでしたでも困るのだ。


 一年以内で照合や名寄せ作業をしましたでは困るのだ。1年が2年3年かかっても、5000万または6000万全部の記録の正しい事実記録にしてほしい。ひとりひとりが納得できる記録や支給を約束できるデータ・ベースを再構築してほしいのだ。
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チルドレン現象と裏腹の”大人の○○”ばやり。

2007年07月01日 | Weblog
 2005年2006年あたり、チルドレン(幼児)現象が目に余った。国会は、いわゆる小泉チルドレンに占拠され、議会や政治家および世の中は幼児性ばかりが目についた。2007年4月に出版した私の2006年一年間のブログ編集本も、「情報幼児国日本」というタイトルになった。

 一方で、2005,2006年から2007年にかけて”大人の○○”というメッセージやタイトルが目だった。昔は、大人のおもちゃや大人のガンダムおよび大人の弁当や大人のピアノ教室みたいなコピーやタイトルだった。子供がえりや子供対象の大人版みたいなものだ。

 いまはむしろ、大人のあこがれやスローライフ、エコノミックアニマルとしてやたら働きつづけた団塊の世代やプレ団塊世代の人々への”ご褒美や癒し”的なメッセージのようだ。主に、JTBやJRなどのメッセージやタイトルに見られる大人の休日(倶楽部)、大人の旅時間、大人のふたり旅、大人の遠足(倶楽部、マガジン)や大人の時間などは、みんな時間価値にせまるコピーやタイトルだ。

 最近は、大人のウォーカーや大人のロックおよび大人の科学や大人のブログなど趣味、音楽や情報および知的興味を喚起させるものが多い。大人のDSトレーニングや大人の音楽レッスンや大人のマナーなどもある。

 大人が大人ゆえ求める”子供がえり”というより、大人が幼児的であるがゆえの"大人の○○”メッセージやコピーの多い現象をどのように捉えればいいのか考えてしまう。「大人の品と質」などというコピー(クルマのCM)もあるが・・。
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