いま世界に名を馳せる二人の日本の若者。サステナビリティ(持続可能性)コンセプトやSDGs(持続可能な開発目標)を リアルに生きるZ世代やY(ミレニアル)世代の若者。Y世代の若者・長坂真護さんとZ世代の若い女性・田口 愛さんだ。お二人とも”ガーナ”を拠点にしたサステナブルな地域社会支援活動をされている。
ガーナのアグボグブロシー地域の”電子ゴミ”を燃やしたりして暮らすスラム街の人々の生活支援に汗する長坂真護さん(38歳)と、もう一人は ガーナのエンプレーソ地域のアマンフロム村でのカカオ生産農家たちの生産性向上に貢献しようと活動するZ世代を代表する田口 愛さん(23歳)だ。
2017年33歳の時 単身、ガーナのアグボグブロシーを訪問した長坂(MAGO)さん。電気電子機器廃棄ゴミ山の”電子ゴミ”を燃やし有毒ガスの中 廃材を拾い一日500円で生計を立てるスラム街の人々を知る。彼らの生活改善が”この電子ゴミをアートに変える”ことを通じて出来ないかと、サステナブル キャピタリズムを提唱し活動を始める。いま、彼のMAGO GALLERY 〇〇のビジネスは、大きく成長している。
一方、MAGOさんよりずっと若いZ 世代の田口 愛さんの”ガーナ”支援活動もすばらしい。2018年6月 大学一年生の時、田口さんは初めて ガーナを訪問。カカオ豆やサトウキビの栽培農業やヤギの乳でカカオからチョコレートを作って暮らす人々を知る。日本でチョコレート販売法人エンプレーソを作り、ガーナ政府と協議したりして ガーナ・イースタン州アマンフロム村にチョコレート生産工場を作り、協働する。
カカオ タブレットやマーハ チョコレートが、文字通りサステナブル チョコレートとして成長し、ガーナ のカカオ農家に貢献することと、各地に展開する MAGO GALLERY のサクセスとアグボグブロシーの人々の生活&文化の向上を祈る。