吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

緑や紅葉に加え落葉景色など四季を演出する落葉広葉樹の巨木たちの話

2021年12月28日 | Weblog

エバーグリ-ン(常緑樹)と云って直ぐ想起される樹木は、松や杉や檜などの針葉樹だが、よく街路や公園や里山などを観察すると、意外に広葉樹の常緑高木に気付く。古い高等学校や大学の校門脇や校庭などには、樟や楠と書かれるクスノキが多い。

いわゆる”威風堂々”をイメージさせる楠木なのかも知れないが、同類のブナ科の常緑高木には 樫や椎の木や椿などもある。何も威風や雄大を想起させる巨木や巨樹は 常緑高木だけではない。代表的な巨樹巨木は、楡(ニレ)や欅(ケヤキ)や榎(エノキ)などニレ科の落葉高木だろう。

落葉広葉樹の椚(クヌギ)や楢(ナラ)などブナ科コナラ属の木々も、里山の蝶や虫たちとの共生景色をみせるが、春夏の緑や秋の紅葉などで山々や街の公園や街路などの四季をつくる。上述のケヤキ、エノキ、ニレなどに加え ムクノキ(椋木)などの人気も高い。

これらニレ科の落葉高木は、その葉や樹皮や花果などが似ているが 微妙に異なる。県や市町などの標木になる欅(ケヤキ)。街路や施設などにあって人々に日蔭をくれたりする楡(ニレ)の木や木枝を大きく広げて里山に座する椋木(ムクノキ)などに、心が安らぐ。かような落葉広葉樹の巨木たちに多謝。

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