吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

復興担当(相)と原発担当(相)のこの夏と2011/12年。

2011年07月19日 | Weblog
菅内閣があとどのくらいやるのか、いつまでの菅内閣なのか知らない。まだまだ、皆さんがお望みのように職場放棄するわけにはいかないと、内閣府特命大臣を任命した。細野豪志原発担当相(消費者問題担当)と松本さんの後の平野達男復興担当相だ。

東日本大震災の復旧復興問題と福島第一原子力発電所爆発放射線被曝問題を一つに扱うことの難儀を回避するためだ。災害の性格の違いと対策復旧復興対応の違いからだ。それぞれに、効果的に対応し解決することが、結局効率的になるということなのだろう。

2011年6月24日、311から100日を経て復興基本法が公布,施行された。第二次補正予算に計上された復旧費は5年で12兆円だが、復興のためにはあと5~10兆円ぐらいは要りそうだ。復興庁構想なども出ているが、余ほど与野党の覚悟同意がなければ、ただいまの国土交通省、農林水産省、経済産業省や内閣総務省および各自治体などの権限調整を突破することは難しい。

あの松本龍防災大臣のあとをお引き受けになった平野達男復興担当相の頑張りに期待するほかはないのだが、当面は各自治体との協調を高め、がれきの撤去と処理を急ぎ、早期の避難所暮らしからの解放とシゴトや新しい生活のスタートに注力してほしい。フクシマ関係のこれからの生活支援も含めてほしい。

折しも発現した福島産肉牛の放射性セシウム問題は、原発問題の難しさを増幅させた。エサの稲ワラが被曝したものであったからだが、これはこれ以外の多くの問題を示唆した。第一次の工程表が達成できたとすることは少々の安堵を与えようが、汚染水の処理や建屋の耐震補強や原子炉自身の補強など、収束に向けてしなければならない課題は多い。

内閣や政府がどうなるのかしらないが、これらの大きな2つの問題に対しては、持続的に取り組んでほしい。ストップできないことですから。
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