吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

多種多様なハス(蓮)。睡蓮や木蓮があったり レンゲ(蓮華)やマグノリアなども。

2022年09月13日 | Weblog

ハス(蓮)を蓮華や蓮花という人もいるが、野草のレンゲは マメ科ゲンゲ属の小さな花たくさんの越年草。(散)蓮華なら食卓で汁もの粉ものをすくって食べる”匙”レンゲ。ハス科ハス属の池などで水面に浮かんで小さな花を咲かすスイレン(睡蓮)は、ハスとは別種の水性植物。

”蓮”という文字のつく陸のモクレン(木蓮)は、全く違う種。ハス科ハス属のハス(蓮)たちとは種を異にする樹木。高木のコブシ(辛夷)やタイサンボク(泰山木)やハクモクレン(白木蓮)なども仲間(マグノリア科)だが、紫紅色の花をつける低木のシモクレン(紫木蓮)は モクレン科モクレン属。

北米やEUなど世界中で植栽されているモクレン(木蓮)似のマグノリア種の木花は多い。キモクレンやアレクサンドリアやキャンベリーなどや○○マグノリアなど、皆マグノリア科マグノリア属の木花だ。中国でモクレンといえばシモクレン(紫木蓮)だが、モクレンには多くの園芸品種がある。小型のトウモクレン(姫木蓮)や紫赤色の濃いカラスモクレンなどもだ。

”マグノリア”は モクレンやハクモクレンの香りで 香水やコロンとして多くの女性たちに好かれている。柑橘系のフルーティでさわやかで優雅な香りだが、実はタイサンボク(泰山木)の花から採られたもの。このタイサンボクもマグノリア科マグノリア属の常緑高木。白い大きな9枚の花弁を大きな椀状で上向きに咲く。

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