吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

モモ(桃)とナシ(梨)の雑な 小話

2023年10月16日 | Weblog
林檎(リンゴ)や蜜柑(みかん)のあとでもないが、十月の今は ぶどうや桃や梨が オイシイ。ぶどうは 巨砲やシャインマスカットなどが、モモ(桃) や ナシ(梨) もおいしい。

桃(モモ) といえば、桃の節句ごろ飾る花桃(ハナモモ) は 色多彩で美しいが、今フルーツでいただくモモ(桃果) とは 大分違う。ちなみに、花桃も”花のあと”実をつけるが、実は 青く小さく堅くオイシイとは言えない。

ナシ(梨) にも、フルーツで食べる幸水や豊水などとは別のヤマナシ(山梨)がある。”山梨(県)" ではない。中山間地の里山などに野生している。実(果) は 堅くオイシクない。似たように、桃にもヤマモモ( 山桃/ 楊梅) があるが、これはモモ(桃) ではない。この木は、雌雄異株で主に街路樹や公園などに植栽されている。

イチョウ(銀杏) も雌雄異株で 雌株はやがて実果をつけ、熟して落下すると街路を汚すので 山桃同様選ばれない。ともに、雄株が選ばれる。ただどちらも20本に1本ぐらい雌株が混じって、やがて熟した実を落下させ 嫌われる。

※ちなみに、山梨県の"県”木は、ヤマナシではなく 楓(カエデ)モミジ だ。
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