吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

二宮尊徳翁の「仁義礼智信」(五常講)の再々講

2023年02月14日 | Weblog

二年前の2021年2月3日 私は「二宮尊徳の仁義礼智信(五常講)の”五徳”を五常にしよう!」なるブログを投稿発信した。世の中がコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻や詐欺強盗などで荒廃している今、尊徳翁の”五徳”「 仁、義、礼、智、信」を五常にすることが大切なのではないかと、ブログ投稿発信します。

科学や哲学と言わずとも、孔子や孟子の四端や陰陽の五行説や武蔵の五輪書なども、オリジンは 仏教や儒教や論語のように思う。論語の五徳(温良恭倹譲)や四端に“信”を加えた尊徳の五徳(仁義礼智信)も、五行説や五輪書なども五十歩百歩かも知れない。

しかるに、二宮尊徳の五常講から”五徳”を概説する。仁 は ”人”(じん)でもある。仁は人 誰にでもある惻隠の心。人間が守るべき礎の姿。自分に厳しく周囲に寛容の慈愛の心で暮し。義は 人が歩むべき正しい道。仁を実践する基本は、義を貫く(正義)こと。礼は 仁 実戦の要で、自らを謙遜し相手に敬意をもって接する礼儀礼節。智は 人や物事の善悪を正しく判断する知恵。信は 心と言葉と行いが一致していて嘘がないことで得られる信頼や信用や信義のこと。

信義とは 文字通り” 信にこたえ義をなす”こと。誠実で人を騙さないことでもある。よく「信頼しても、信用するな」と言われるごとく、大事なのは”信用”と言えよう。結局、ビジネスや生活が上手く行くかどうかは、人と人の出会いや円滑なコミュニケーションにあるとも言えよう。信用や信義を大切にすることが、社会生活の基本とも言えるでしょう。

 

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