吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

人も国も、そのあり様や価値基準がいろいろ。多様性を認め合うことが大切。

2018年01月21日 | Weblog
世の中には、いろいろな考え方や性格の人がいる。生きものや動植物や環境などにある多様性と同じく、国の姿体制や人々の価値基準にもいろいろある。それぞれの国や国民の多様性や違いを理解し調整して、お互いを尊重し共存することが大切で、人類の知恵の第一歩なのではないか。

この地球にいかに多くの民族があるかは知らないが、それぞれが自分たちが共有する言語で会話している。約13億人が使っている中国語もあれば4億人強が使っているスペイン語や多くの人々が使う英語(3~4億人)など、3つの言語使用者21億人を含め多くの人に使われている上位10言語の使用者合計は、約34~5億人。残り世界人口の半数ぐらいの人々の使っている言語は、これらの何倍もある。

多様性は、言語以上に宗教にもある。多くは、キリスト教(約23億人)、イスラム教(約16億人)、ヒンドゥー教(約9億人)や仏教(約5億人)など世界の五大宗教人口は約53億人と7割を占めるが、これら以外の宗教がたくさんあり、合わせて10億人以上もいることを知らなければいけない。このように、民族や宗教などたくさんあることは、国というか国家のカタチにもいろいろあるということを理解しなければならない。

世界約200か国のうち約60%強がいわゆる「共和国」だが、共和国と言っている国にもいろいろある。ただ君主がいないことだけが共通だけともいえる。共和国や共産主義国と言って「独裁国」になっていたり、「君主国や王国」と言って(議会)民主主義だったりする国もある。連邦や合衆国やその他〇〇国を言わない国もある。立憲法治国家と言っても、自由や公平(平等)の国もあれば独裁的国家もある。

このようにいろいろある国のカタチだが、それぞれを認め合い、折り合いをつけ調整し、お互いを尊重して、協調し協力して平和に暮らすよう努めることが、大事だと思う。力に力を誇示したり、威嚇したり、非難応酬では、何も生まれないと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする