吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ガンバレ、私の小さな先生の就活。

2010年10月16日 | Weblog
高齢による記憶力の低下をどのようにして抑えるかを悩んだ。つい10分前、しようとしたことを忘れる。思い出せない。置いた場所や探すものを忘れる。年金を受給する時期になって、そんなことが増えてきた。50年ほど離れていた”英語”というか英語の会話のレッスンを受けてみようと、2010年元旦、”ことし”を決めた。

そして、探しあてた私の英語会話の先生は、自分の孫年齢のCAちゃんだ。今年の1月12日より、週一ぐらいで英語に触れることになった。大学4年生の帰国子女が私の先生だ。しばらくは、ディズニー・ストーリィが教本。私が今日お願いするストーリィを2部コピーし、一部を先生に渡し、それを読んだり会話したり質問されたり、答えたりするのだ。いまは、教材を固定せず、その日の思いつきでレッスンを受けている。毎回一時間のコヒータイムでもある。

そのCA(カルシウムではない)ちゃんは、ただいま就活中。いそがしい。就職希望先を探し、コンタクトし、応募し、試験や面接を受ける。合間に卒論や授業があり、アルバイトもある。私のような生徒も何人かいるようだ。自分が合いそうな就職が決まらなければ、外国の大学院に行くらしい。何とかいい就職の内定の報が届かないかと毎日鶴首だ。

景気経済の低迷や何々氷河期に苦戦している就活学生や若者が多い。最初から事業を起業したりできる若者はいないのだから、働く場所を用意したり作ったりすることは社会の責任なのだが、政府はただ”1に雇用、2に雇用、3に雇用”とのみ空念仏だ。毎年、ちゃんと就職できない若者を増産している。

アラ・サーやアラ・フォーの方々のシゴト先もさびしいが、若者やただいま卒業を迎え就活している学生たちに希望的な毎日をセットしてあげたいと思うがままならない。何とかしてください。菅総理や政治にお願いする。
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