吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

さらばマイカー・ライフ

2009年08月23日 | Weblog
 一年に5000キロ(km) ぐらいしか乗らないクルマ生活を35年ほどした。きょう(2009年8月22日)、そのマイカーのある生活と離別することにした。ただいま満67歳のわたしの”ちょっとさびしい”決断だ。

 田舎の高等学校を卒業し大学進学と同時に上京したのが18歳、そして4年後の22歳に就職して45年だが、特別必要でもないマイカーを持つようになったのがその10年後。結婚し二人の子供を持つようになったころだ。日本が高度成長真っ只中のころだ。

 三種の神器も揃い、こよなくモノと便利を求めるようになっていた。ガソリンがどうの、排気ガスがどうの、温暖化ガスによる地球環境の悪化がどうのと考えもしなかった。仮の車庫証明を出して、常時団地内の道路に駐車、週一ぐらいしか乗らないマイカー・ライフに、それなりに満足していた。3~40歳台の私だ。

 だいぶ年の離れた二男こそまだ親の自分たちと同居しているが、長女も長男も独立して家族を営むようになった。高校2年の孫と1歳半の孫もいるが、それぞれ離れて暮らしているので、ただいま高齢夫婦2人とまだ学生暮らしの大きなこどもの3人家族の我が家だ。

 年に2~3回田舎へ行くためのクルマ。週1回にならないショッピングやちょっとしたドライブだから、10年か12年ほど乗っているマイカーはまだ7万キロ(70000km)も走っていない。こっそり、後期高齢者になる頃までハンドルを持とうと思っていた自分が、妻と世の中の雰囲気に負けてマイカーを手放すことにした。この夏の”チェンジ”だ。

 どのようなライフスタイルになるのか、いく分でもエコ・ライフになるのか、どのような不便やストレスが待っているのか分からない。どのように安全でストレスのない暮らしになるのかも分からない。駐車場を変えなければならない事情やそろそろエコ・カーにでも買い替えなければならない状況を一足飛びにノーカーにしたのだ。

 このようなギア・チェンジも、いまのうちにやっておこうと思った”軽はずみ”が、どのようにわたしや家族の暮らしを変えてくれるか、楽しみでもあるカーライフとの離別だ。少しさびしい。
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