吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

東京マラソン応援歌。

2007年02月22日 | Weblog
 東京マラソン(第一回)は、前日までの異常な暖冬とは打って変わって、冷たい小雨のなかをスタートした(2月18日)。ニューヨークシティマラソン、ボストンマラソンやその他の欧米の市民マラソンにつづく、アジアで最大級のシティ市民マラソンになった。
 お天気がよいに越したことはなかったが、困難や苦難の環境を最初に経験したことは、後々の大会の運営や進行管理および準備などのためには「よかった」のかもしれない。

 このところ、ニューヨークシティ、ボストン、ロスアンゼルスやドイツなどの市民マラソンに毎回出場し、回を追うごとに好タイムをあげている75歳になった恩師・西野義雄先生も、先月の勝田マラソンの疲れも取れないなか、「第一回の記念大会だから」と出場した。

 テレビで朝9時10分のスタートを見てすぐ、地下鉄の駅に走り”街頭声援”に向かった。行く先は銀座。有楽町線・銀座一丁目で下車、午前10時ごろ、銀座四丁目の和光前付近に着いた。9時20分あたりが、恩師のスタートラインと推測して11時少し回った頃”銀座”と考え、仲間5~6人と共に小雨の冷たい中の応援に、身を乗り出した。
 往きにこそ”走る”先生を捉え損なったが、浅草からの折り返しの銀座三越前で
声援が届いた。恩師の勇姿が晴海通りに向かうのを見てすぐ、新橋経由の「ゆりかもめ」でビッグサイトに向かった。到着グランドで、人、人の混雑を掻き分けている我々が着いたときには、本人はすでにテープを切っていた。3時間54分台での完走だった。握手した手も、身体も凍るほどの冷たさだったが、完走した笑顔と喜びを分けていただいた。

 大東京中を駆け巡る形で、こんなすばらしい市民マラソンをやった東京都と都のスタッフ職員の企画、演出、準備、進行、警備、管理の尽力に敬意と感謝を申し上げたい。都民や市民に、人々の生活や思いに鈍感(力)でなく、敏感に応え、”希望”の高まりに寄与するような、こんな催しをつづけてくれることを願う。
コメント
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