吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

西野先生の何回目かの「ニューヨーク・シティ マラソン」に寄せて

2006年10月14日 | Weblog
 今朝(10/14)ブログした「ウォーキング」は、中高年にぴったりのレジャー・スポーツで、健康維持活動の王様のようなものだ。無理なく、楽しく、道中の景色を観賞しながらのウォーキング・マーチが、ますます多くの人の参加を得て栄えることを願っている。還暦を過ぎた自分にも最適なレジャー・スポーツだと思うものの”足の(ヒザ)弱さ”が災いして、なかなか参加する勇気が湧かない。年に何回かのゴルフ歩きも、専らカートのお世話になる昨今で、はずかしい。
 健康維持を超えて健康増強というかエクササイズ・スポーツに入る中高年の人も増えている。毎日や週に何回かスポーツ・ジムに通う友人もいるが、わたくしが尊敬する”熟年スポーツ・マン”の典型ともいえる人は、高校時代の恩師・西野義雄先生だ。いまでも、郷里の高等学校近くに住み、同窓会(事務局長)の世話役をやってくれている70代半ば過ぎの先生だ。
 2005年ニューヨーク・シティ マラソンの年代の部で優勝した「世界一」のメダリスト マラソン・ランナーだ。「スキー」でインターハイか国体を制したというようなことは聞いているものの、学生時代や高等学校で体育を教えていたころの「マラソン」の記憶はない。文字通り、中高年になって”身体づくり”のために走り出したらしい。21世紀に入り毎年、ボストン・マラソンやニューヨーク・シティ マラソンに参加することを欠かしたことはないという。60歳以上の部や70歳以上の部で、”4時間を切れば勝てる”という記録検索から、「3時間50分」を目標に走りつづけているという。昨年と一昨年のボストン・マラソンは堂々の3位(70代以上の部)。毎日、3キロや5キロのトレーニング・ランを欠かしたことがないという先生は、おそらく練習的には3時間50分台で走って(完走)いるようだが、ニューヨーク・シティ マラソンは4時間13分29秒での優勝だったという。
 この3月も、ロスアンゼルス マラソン(75歳以上の部)で優勝した勢いに乗って、ついこの間は、ドイツのマラソンに参加すべく、またご家族で出かけたというが、「ゴール」を間違えて(実質、優勝)2位に終わったと聞いている。この11月10日、高等学校(首都圏)支部の同窓会を100人強の参加者を得て市ヶ谷で行うが、その折、西野先生には「中高年になってからのマラソン(家族旅行)人生」についての講話をしてもらうことになっているが11月2日先生は、今年のニューヨーク・シティ マラソン(11/5)参加のため成田を発ち、11月8日に帰国することになっている。2年連続(世界一)優勝の報(メダル)を下げて無事帰国されることを祈っています。
 一念専心、何事でも”目標を持ち、打ち込むこと”から出発があり、打開があることを身をもって手本にして教えてくれる先生を誇りに思っています。人生や人の生き方について、大きな見本で私を導いてくれている先輩先生は、10歳の年齢差以上の大きなものを感じさせてくれるますが、自分は自分、これからも健康で、自分のライフワークを仕上げていきたいと思う私のこの頃です。
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レジャーかスポーツか「ウォーキング」ばやり

2006年10月14日 | Weblog
 ウォーキング人口が年々増えていることはわかるが、実際のところ何万人ぐらいなのか正確にはわからない。2000万人という人や3000万人という人は、(財)社会経済生産性本部の「レジャー白書」の”ピクニック、ハイキング、野外散歩”や”ジョギング”あたりの参加率からの推計人口を言っているようだが、「参加」の定義やレベルが低いので、数字どおり受け止めると実感と乖離する。
 たまに、家のまわりを散歩していることでもなさそうだし、だからと言って”毎日何kmぐらい野外散歩する人”とか”週に1回ぐらいは、ウォーキングやマーチをしている人”または”そのような催事に参加している人”というような規定を聞かない。日本ウォーキング協会に、個人だろうが団体や法人などを通じてだろうが、入っている人でもなさそうだ。また、全国の都道府県のウォーキング協会や市区町村単位のウォーキング協会および”歩こう会”やウォーキング・クラブは、全国に250~300ある。鉄道や観光旅行会社や地域の同好会およびスポーツ・クラブのようなところのウォーキング団体なども入れると、約500から1000ぐらいの団体になるだろう。
 一回の大会やマーチなどへの参加者は、100人ぐらいから1万人ぐらいまでと幅広い。ひとつの大会やマーチに4~5万人が参加する国際大会もある。このような大会やマーチは、国際的なもの(IMLやIVV)が年間20から50(大会)行われ、日本国内では、毎日・どこかで、しかも多くの参加者で行われている。1日のハイキングやウォーキングおよびツーデーマーチなどが中心だが、3日や4日あるいは1週間や半島一周のように”どこからどこまで”のようなロング・ウォークもある。1000万人から2000万人というマーケット人口、このようなマーチや大会参加者からの積算でも大差ない感じだ。
 60歳以上人口3400万人(2005年現在)、55歳から74歳人口3250万人などから考えると、3人に1人参加で1000万人あるいは500万人が年に4回ぐらい大きなマーチや大会に参加していれば、延べ2000万人になる。
 歩くことが何よりの健康法ということや足から老化するということを防ごうというようなことでスタートした「歩こう会」や「歩く会」から始まったウォーキングやマーチだが、一日一万歩ミニマムを毎日とすることもいいが、より積極的に中高年のスポーツ・レジャーとしてウォーキング・マーチがより流行ることを期待している。地球一周(4万キロ)歩行を目標にしたり、日本一周や年間ツーデーマーチ(20Km以上)を何回参加など、それぞれ”目標”を持って参加することも楽しくウォーキング・スポーツするコツだ。
 ウォーキング・シューズや季節にあわせたウォーキングのためのインナーやウェアおよびソックスなども”歩くことや足の働き”をよく研究したものが続々でている。考えて利用し、健康を楽しんで欲しいと思うしだいです。
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