TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

ドラえもん のび太の恐竜2006

2006-03-27 00:33:52 | 映画
幼少時、同年代の男性ならば必修科目とも言えた「ガンダム」や「ビックリマン」にケツ向けて、ひたすらドラえもん漬けになっていたワタクシなれば、新製作陣による劇場版第一段の本作を観ないわけにはいきますまい。
<公式サイト>

というわけでまずは劇場選びから
下手なトコ選ぶとお子様達の騒音大合唱で鑑賞どころじゃなくなるし、かと言ってこんな根っからのアニメ映画でレイトショーなんてやっちゃいねぇし…
結局、場所柄と劇場の広さから有楽町・日劇PLEXの17時開始を選びましたが、これがもう大正解。
広さゆえに多少騒ぐ子どもがいても連鎖反応は起きにくいし、場所柄元気が有り余るという感じの子もおらず、落ち着いて観られました。

まぁ成人男性一人というシチュエーションが死ぬほどツラいのは何を頑張っても変わりませんが。


前置きが長くなりましたが、以下本編の感想です。
ちなみに私はドラというだけでフィルター緩んでしまう人間なので、相当に甘口な感想になることとは思いますが、最初からそうなんだと分かった上で読んで頂ければまぁ認識違いもなくなると思うので、どうか何卒。

結論から言いますと、非常に良かったです。
話の骨組みがしっかりしてるので、原作通りに作るだけで良作になってしまうという美味しい素材ではありますが、本作はそれで終わらせることなく、色んな部分に工夫と挑戦が見られます。
特にラストの現代への帰り方は、オリジナルよりこっちの方がイイんではないでしょうか。

現代アニメの技術をふんだんに使ったシーンは大迫力。空撮や超空間、タイムワープ等の表現のカッコ良さはリメイクならでは。
ティラノと首長竜のバトルシーンなんて熱いことこの上なし。GJ!
恐竜の動きもちゃんと現代の恐竜学に沿っていて、オリジナルではゴジラ歩きしてたティラノが本作では水平姿勢。地味に頑張ってるなと感じた部分です。

声優に関してはもうあまり違和感なし。
元々、単行本の初期ドラが特に好きな身としては、のぶ代ドラが完璧ってわけでもないし。
声といえば、ピー助が神木きゅんだってスタッフロールで初めて知ったよ!くそー前もって知ってれば!

最大の難点はキャラの動作が過剰なこと。
初期ドラの雰囲気に合わせたものと思われますが、昔のディズニー映画みたいなバタバタした動きは完全にやり過ぎ。コップの水ブチ撒けたような涙も嫌。

それでも最後は泣きました。男1人で。

いやホント観に行って良かったです。
来年以降リメイク路線を続けるのか、新作にシフトするのかは分かりませんが、一時期ぐんにょりな作品が乱発されてたことを考えると、またあんなん作られるよりは初期劇場版のリメイク続けてもらった方がいいです。
現代アニメの技術で描かれた海底鬼岩城や魔界大冒険は結構スゴいことになるんではないでしょーか。
来年を楽しみに待つことにします。

ところで、時間がないのでTV版あまり観てませんが、のび太の部屋が旧作に比べてドえらい狭かったのはTV版も同じなんでしょうか?


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コメント (3)
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