花ごよみ

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散り椿  葉室麟

2018-10-01 | 本 な、は行(作家)

散り椿 (角川文庫)

実写化というので原作を読みました。

主人公、瓜生新兵衛は、
不正を訴え、認められずに
藩を追われることになるが、
妻、篠の願いを叶えるため、
18年ぶりに故郷に戻り
かつての仲間だった、
源之進の家に身を寄せる。

切腹させられていた源之進、
彼の息子・藤吾は、新兵衛を警戒。

新兵衛と藤吾は、
政争の中に巻き込まれる。

篠の新兵衛を思う心、
妻の願いを果たそうとする新兵衛。
出世を望んでいた藤吾の心の変化、

新兵衛、采女、源之助、三右衛門、
道場の四天王といわれた4人。

別の道に進んでも
若き日の友情を大切に
お互いを思いやる4人の姿。
藤吾の成長していく姿もよかった。

信念を曲げない
誠実でまっすぐな武士の生き様が
切なくて、美しい物語でした。

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