必勝祈願は成就？

　ブラウン監督、山崎2軍監督、選手会長の倉らが日南市内の鵜戸神宮に参拝し必勝祈願を行いました。この神社には、亀の形をした亀石のくぼみに運玉という石に願いを込めて投げ、入れば願いがかなうという言い伝えがあるのですが、ブラウン監督は2個、倉が1個入りました。
　あまりはっきりと覚えていないのですが、昨年は1個入っただけだったように思います。それが今年は3個も入ったということは、効力は昨年の3倍になるのでしょうか？もしそうなら、今年こそ最低目標のクライマックスシリーズ進出も叶うはずですね。
　その願いが叶うことを暗示するかのように、ランチ特打登板したルイスがすばらしかったようです。シーボル、松本、中東の3人に45球を投げ、安打性はたった1本のみ。フェアゾーンに飛ばないファールも多かったようで、球が手元で伸びる感じで、変化球も切れがあるとのこと。また、球を低めに集める制球力もすばらしいようです。
　制球が良く、球の切れも良いとなれば活躍しないはずがありませんね。中4日プランもあることから、大車輪の活躍が期待されます。まだまだ全国区ではマイナーな扱いですが、今季の目玉選手となってルイス旋風を巻き起こしそうです。やはり願いは叶うこと間違いなしですね。

休日返上

　2次キャンプ初の休日でしたが、緒方、東出が休日返上で練習を行いました。緒方はランニングなど軽めのメニューを1時間半こなしました。東出はキャッチボールなどで1時間体を動かしました。
　緒方は昨年手術した右ひじの回復が遅れており、スローイングを回避しているため、調整が遅れています。当面はバッティングを中心とした練習が続くことになりますが、開幕までの守備も間に合わせると公言していることから、体を動かして少しでも遅れを取り戻したかったのでしょう。この姿を若手には見習ってもらいたいですね。言葉ではなく態度で若手の手本となるところが緒方ですね。
　一方の東出は16日の走塁練習中に左足首を痛め、昨日は別メニューで調整となっていたため、こちらも遅れを取り戻すためだったと思われます。少しでも遅れを取るとレギュラーの座が奪われてしまいますから、危機感もあるはずです。足は問題ないようなので、すぐに遅れは取り戻せるでしょう。
　緒方、東出とも開幕には間に合いそうなので良かったですね。

初の紅白戦

　今キャンプ初めての紅白戦が行われました。白組先発が前田健、紅組は齊藤と今年飛躍が期待される両腕でした。2人ともに走者を出したながらも2回を無失点で抑えて順調な仕上がりを見せました。
　特にマエケンはブラウン監督に明日1軍枠を決めるのであれば、間違いなく入ると言わせるほど内容が良かったようです。マエケンの評価が日に日に上がっていきますね。この勢いだと開幕ローテ入りも十分考えられます。
　今年の先発枠はレベルの高い争いになっていますね。エース格の大竹とルイス、他球団の評価が高いコズロースキー、昨日のフリー打撃で絶好調だった高橋に、マイペースで順調に調整している長谷川、川口直伝のシュートを習得中の青木高、そして制球に磨きをかけている宮崎がいます。ここにマエケン、齊藤も加わると人材の豊富さを感じますね。今年は先発の心配をする必要はなさそうです。
　一方の打撃陣は調整遅れが心配されます。沖縄での悪天候が影響しているかもしれませんが、今週末からはオープン戦も始まりますので、ここらでペースを挙げていかないと、ここ2年の開幕直後の不振という悪夢が蘇ってきそうです。

エースの自覚

　大竹が今季投手陣最高となる200球の投げ込みを行いました。フリー打撃の登板前に51球、フリー打撃で51球を投げた後、ブルペンで98球を投げて合計200球となりました。この投げ込みはただ球数を投げただけでなく、試合で疲れた時のことを思って1球1球意識したと実戦を見据えての投げ込みでした。
　今年の大竹は頼もしく思えます。コメントにもエースとしての自覚が滲み出ていますし、練習もエースの風格を感じます。去年までのちょっと頼りない大竹とは別人ですね。これも黒田という大エースがいなくなったことで、投手陣の柱になるという意識が強くなったのでしょう。立場が変わったことで精神的に大きく成長したのですね。立場が人を作るとは正にこのことです。
　今年の大竹は去年までの黒田以上の活躍をするような気がしてきました。大竹とルイスで貯金が沢山作れることは確実ではないでしょうか。少し期待過剰気味かもしれませんが、それくらい今季の大竹は楽しみですね。

守乱に不安

　今キャンプ初めてケース打撃などサインに応じたプレーをするコントロールゲームが行われましたが、守備のミスが続出しました。延べ約30人が打席に入っての練習で合計10失策の守乱。捕球ミス、挟殺プレーでの悪送球、外野からの中継が乱れるなど、初歩的なミスばかりだったようです。
　いきなりこれではこの先が心配になってしまいますが、ブラウン監督はこの時期のミスなので選手が今後一生懸命改善しようとするだろうと、楽観的に見ています。確かにチームでのプレーをすることは久しぶりで感覚が戻っていなかったこともあると思います。その点では監督の言うとおり、今後各選手が課題をもって練習に取り組めるので、改善される可能性はあると思います。と言うより、そうなることを期待するしかありません。
　投打の柱が欠けたシーズンですから、まずは守りをしっかり固めていかないと上位進出は難しいですね。以前のような失策で自滅するチームには戻ってほしくないです。　

フリー打撃初登板

　期待のルイスとコズロースキーが揃ってフリー打撃に初登板しました。2人とも制球の良さが光り、安打性の当たりをほとんど打たせませんでした。
　まだ調整段階でのフリー打撃登板でも打者に快音が響かせないということは、コントロールが良く甘い球が少ないことと、球に力がある証拠でしょうね。
　ルイスはいきなり開幕投手に抜擢される可能性も十分考えられますね。軽く2桁勝利を挙げてくれるような気がしてきました。
　コズロースキーも中継ぎ、セットアッパー候補にもなっているようですが、本人が希望する先発でも起用もあり得そうです。青木高、高橋、齊藤の出来次第になると思いますが、先発なら2桁勝利は出来そうですね。
　ルイス、コズロースキーの両投手には期待がどんどん膨らみますね。

日南へ移動

今日は2次キャンプ地の日南へ移動しました。ここからは別調整をしていた前田、嶋が合流します。1軍枠争いがさらに激しくなりますね。また、実践練習が増えるため、2軍組の選手にとってはアピールすることで、1軍組と入れ替るチャンスになります。今のところ1,2軍の入れ替えはありませんので、これから頻繁に入れ替えが行われるかもしれませんね。
　沖縄では新戦力への期待が高まっていますが、これが良い刺激になってくれることは間違いありません。他の選手もアピールしてくれれば、開幕1軍への争いがもっと激しくなるはずなので、各選手の気合もさらに入って高いレベルの争いが期待できますね。

新戦力活躍で快勝

沖縄キャンプ最終日は横浜との練習試合が行われ、9-2で快勝しました。初回に1番に入った赤松が安打で出塁、2番の木村が先制2ランを放てば、4番喜田もソロで続きました。5回には松山が2点二塁打を放ち4点得点と、新戦力がしっかりとアピールしました。
　特に目立ったのは、1番の赤松と4番の喜田です。赤松は3安打3得点に盗塁も決めるなど1番として打線を牽引。喜田も3安打2打点1本塁打とバットが振れていました。赤松が1番に起用できれば、自慢の俊足を活かして相手を揺さぶることができるので攻撃の幅が広がりますね。喜田も嶋と廣瀬のライバルが離脱しているので、ライトのポジション獲得の可能性が高まっています。6,7番あたりに喜田がいると怖い打線になりそうです。
　まだまだキャンプ中盤なのでこれからもっと調子が上がってくるでしょうから、非常に楽しみですね。良い形で沖縄キャンプを打ち上げられました。

緒方順調

　緒方がランチ特打に初めて登場しました。約30分間打ち続け、102スイング中安打性の当たりが57本で、柵越えも9本ありました。
　これまで昨年の手術の影響を考慮して、本格的な打撃練習は控えていたので、調整遅れが心配されましたが、今日の様子では心配なさそうですね。あとは、守備面の心配はありますが、開幕に標準を合わせてのマイペース調整をしているでしょうから大丈夫でしょう。ベテランの調整と若手を比べてはいけませんね。

コズロースキー研究済

　コズロースキーがセットポジションで制止しないフォームで投げていたため、ボークの恐れがあると審判団から注意がされたようです。しかし、コズロースキーはアメリカでは大丈夫でも日本ではボークになるかもしれないと聞いていた。次からはしっかり対応する。問題ない」と語りました。
　日本野球をしっかり研究してきているようなので、問題は無さそうですね。ただ、投手は繊細なのでフォームが微妙にでも変わると制球を乱すこともあるので、しっかり静止したフォームでの投球を披露して欲しいですね。