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野村が2回で緊急降板も粘りを見せて延長10回引き分け

2020年10月15日 23時30分10秒 | 試合結果

広島 100 040 000 0 5
巨人 014 000 000 0 5

本塁打:[広島]松山8号

 

 打線は、初回に安打と盗塁で1死2塁として、鈴木誠の適時打で先制しましたが、先発の野村が初回を三者凡退に抑えるも、2回に2塁打と四球などで1死1,3塁とされ、田中俊に犠飛を打たれて同点に追いつかれ、3回の攻撃で代打を送られて2回を1安打1四球1失点でマウンドを降りました。

 3回は緊急登板した高橋樹が、2死後安打と四球などで1,2塁のピンチを招き、岡本に2点適時2塁打を浴び、さらに暴投と四球で1,3塁とピンチを拡大させてしまい、若林と田中俊に連続適時打を浴びて、この回4安打2四球で4点を失いました。

 4回は中田が登板して、2安打と四球などで2死満塁のピンチを招くも、丸を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、3回に安打と犠打で1死2塁とするも、宇草と田中広が凡退してしまい、4回には無死2塁としながら、松山が遊直、西川の四球を挟んで會澤二飛、堂林が一飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に連打などで1死2,3塁として、田中広が2点適時打を放つと、田中広は牽制で一度アウトと判定されるも、リクエストで判定が覆って1塁に残り、2死後松山が2点本塁打を放って同点に追いつきました。

 続く6回に四球と安打に犠打で1死2,3塁としながら、代打小園が三振、代打長野が遊ゴロに倒れて無得点に終わると、8回には四球と犠打に安打で1死1,2塁とするも、代打坂倉がスクイズを空振りして三走曽根がアウトになってしまい得点を奪えませんでした。

 9回にも死球と犠打で1死2塁としながら、鈴木誠と松山が凡退して勝ち越すことができませんでした。

 5回は中村恭が、6回と7回はケムナがそれぞれ三者凡退に抑えると、8回に登板した塹江が2死後四球と暴投で2死2塁として、大城に左前安打を打たれましたが、長野が本塁に好返球して2走北村をアウトにして失点を防ぎました。

 9回はフランスアが三者凡退に抑えて延長戦に突入するも、打線は三者凡退に倒れ、10回も続投したフランスアが四球と犠打で2死2塁とされるも、中島を二飛に打ち取って、今季東京ドーム最終戦は引き分けに終わりました。

 また、この試合で菊池涼が10回2死から中島の二飛を捕球して、この試合で6度目の守備機会を無失策とし、93年和田豊が持つセ・リーグの同一シーズン連続守備機会無失策記録を434に更新しました。

 

 野村が2回を投げ終えた時点でアクシデントが発生したようで緊急降板し、急遽マウンドに上がった高橋樹が4点を失って一方的な展開になるかと思われましたが、3番手中田がピンチを無失点で凌ぐと、直後の5回に打線が奮起して4点差を追いつきました。

 その後は中村恭とケムナが好投し、打線も毎回のようにチャンスを作り、カープが押し気味に試合を進めながら、チャンスであと1本が出ず勝ち越すことができませんでした。

 最大のチャンスだった6回1死2,3塁で代打小園を送ったところで、巨人は投手をサンチェスから左腕の大江に交代させたので、代打の代打長野を送るかと思われましたが、そのまま小園を打席に送り三振に倒れてしまい、得点機を逸してしまいました。

 長野を送らなかったのであれば、スクイズを仕掛けるかと思いましたが、その素振りも無く、普通に打たせていたのは疑問を感じました。この場面は犠飛でも良いところなので、技術のある長野を送れば最低でも1点を奪うことが、試合の流れが一気にカープに傾いていた可能性があります。

 小園への期待が大きいのかもしれませんが、この場面は長野で勝負して今季東京ドーム最終戦を白星で飾って終わりたかったですね。

 また、野村が降板した理由は分かりませんが、大事に至らないことを願いたいですね。

 


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