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終盤に驚異の粘りで逆転勝ち

2024年08月22日 22時58分13秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1 2
巨人 000 001 000 0 1
勝利投手:島内8勝6敗
敗戦投手:ケラー2敗1S
セーブ:栗林4敗33S

 先発のアドゥワは、初回に安打と犠打で1死二塁とされるも、モンテスを三ゴロ、岡本和を中飛に打ち取ると、2回には四球を2安打で1死満塁のピンチで戸郷を三ゴロ併殺に抑えて無失点で凌ぎました。
 3回には2死後に連打で1,3塁されるも、大城を投ゴロに打ち取り、4回は連打と犠打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、丸を三振に斬ってピンチを脱しました。
 5回は三者凡退に抑えるも、6回1死後に連打で1死1,2塁のピンチを招き、浅野に適時打を浴びて1点を失い、さらに犠打で2死2,3塁のピンチを迎えたところで降板となりました。
 代わった塹江が丸を投飛に打ち取って追加点を与えませんでした。
 7回は森浦が三者凡退に抑えると、8回は黒原が1四球無失点に抑えました。
 
 打線は、4回に無死1塁とするも、小園は中飛、末包は併殺に抑えられるなど、8回まで散発3安打1四球に抑えられて、2塁さえ踏むことができませんでした。
 9回に安打と犠打で1死2塁として、小園の適時打で同点に追いつきました。
 9回裏は島内が登板して、四球に暴投と安打で2死1,3塁のピンチを招きましたが、岡本和を三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、延長戦に突入しました。
 10回に打線が四球と2塁打で1死2,3塁として、2死後に矢野の適時打で1点を勝ち越すと、10回裏は栗林が三者凡退に抑えて、巨人に逆転勝ちして、首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越しました。

 先発のアドゥワは4回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球ながらも無失点で凌ぎましたが、6回に先制点を奪われてしまい、打線も戸郷に対して8回まで2塁さえ踏むことができず、8回終了時点では敗色ムード濃厚の展開でした。
 しかし、9回に野手陣が奮起して、野間の安打をきっかけに初めて2塁に走者を進めると、小園が意地の適時打を放って同点に追いついたところで、試合の流れが変わり、10回には1死2,3塁として、2死後に矢野が適時打を放って決勝点を挙げる、しびれる試合となりました。
 9回に見せた野手陣の意地は素晴らしく、小園と矢野が勝利の立役者であることは間違いありませんが、アドゥワを始め、塹江、森浦、黒原が劣勢の雰囲気の中、最少失点で凌いだことが終盤の逆転劇を呼び込んだと思います。
 今日の1勝は、投手陣と野手陣の勝利への執念を感じた素晴らしい試合でした。ここからチームは勢いが加速しそうな予感がします。今季のターニングポイントとなる試合になるかもしれませんね。
 
  
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