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延長10回に9失点の惨劇で交流戦最下位決まる

2019年06月23日 21時04分29秒 | 試合結果
オリ 000 000 000 9 9
広島 000 000 000 3 3
勝利投手:ディクソン1勝3S
敗戦投手:菊池保1勝2敗

 先発のジョンソンは、2回に四球で無死1塁から中川を併殺に打ち取ってピンチを脱したかと思われましたが、安達に2塁打を浴びてピンチを迎えながらも西村を遊飛に打ち取ってピンチを脱しました。続く3回には、死四球と安打で2死満塁のピンチを招きましたが、吉田正を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 その後は6回まで毎回安打を打たれながらも後続を断ち無失点に抑え、7回は初めて三者凡退に抑えて、7回を投げて6安打8奪三振無失点の好投でした。

 打線は、1番に遊撃田中が復帰し、5番には左翼高橋大を起用しましたが、オリックス先発の田嶋を捉えられず、3回までパーフェクトに抑えられました。
 4回に2塁打と四球で1死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が三ゴロ、高橋大が中飛に倒れて得点を奪えませんでした。その後も田嶋の直球に押されて、7回まで散発2安打無得点に抑えられました。

 8回からはレグナルトが登板して三者凡退に抑えると、9回はフランスアが1安打無失点に抑えましたが、打線が8回に安打と犠打で1死2塁としながら、代打松山が遊飛、野間の敬遠を挟んで、田中が右飛に倒れてしまいました。続く9回には1死後に連打で1死1,3塁のサヨナラ機を作りましたが、會澤が遊ゴロ、代打長野が三振に倒れて得点を挙げられず、延長戦に突入しました。

 10回は菊池保がマウンドに上がると、2塁打と犠打に四球と盗塁で1死2,3塁のピンチを招き、代打小島は三振に斬って2死とするも、大城に2点適時2塁打、小田に適時3塁打、中川に適時2塁打、安達に適時3塁打を浴びて5点を失いました。
 菊地保に代わって藤井晧がマウンドに上がるも、オリックス打線を止められず、連続四球で満塁としてしまい、後藤の3点適時3塁打、福田の適時3塁打で更に4点を失って、この回9失点となりました。
 10回裏に安打と死球で1死1,2塁として、田中の適時2塁打で1点を返し、更に2死後に四球で満塁として、鈴木誠の2点適時内野安打で3点を返しましたが、會澤が遊ゴロに倒れて反撃もここまででした。
 オリックスにまさかの3タテを食らい、3連敗で明日の最終戦を前に交流戦の最下位が決まりました。

 小園は交流戦期間までスタメンで起用するかと思われましたが、さすがに2試合続けて失策が失点に繋がっていることから、田中に戻しました。
 守備面を考えれば当然の起用と思われますが、攻撃面を考えると、難しい判断だったと思います。
 今日はジョンソンが先発ということで、スタメンマスクは石原となり、更に右打ちの三塁は上本しかいないので、下位打線の7番上本、8番石原、9番ジョンソンは攻撃力不足が否めず、更に1番田中も状態が良い訳ではなく、5番高橋大も少し荷が重かったように感じました。
 今日の打線では、怖さを感じられず、田嶋に気持ちよく投げさせる結果になってしまったのかもしれませんね。それでもジョンソンが粘り強く投げてくれたことで、終盤にチャンスが巡ってきましたが、そこで決めきれなかったことで、10回に悲劇を招いてしまいました。
 もう少し打線の攻撃力を高める工夫が必要だと思いますね。
 
 
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