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アドゥワ2回7失点の大乱調

2019年06月02日 21時53分22秒 | 試合結果
阪神 070 000 000 7
広島 000 005 000 5
勝利投手:ガルシア2勝2敗
敗戦投手:アドゥワ2勝2敗
セーブ:ドリス2勝1敗13S
本塁打:[阪神]梅野4号

 先発のアドゥワは、初回に死球と安打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、マルテを三振に斬って無失点で切り抜けましたが、2回に梅野に本塁打を浴びて先制を許すと、更に四球と安打に犠打で1死2,3塁とされ、近本に2点適時打を浴びて、2死後に安打で1,3塁と再びピンチを招き、大山に2点適時3塁打、マルテに適時打を打たれ、なおも暴投と安打で1,3塁とされ、高山に適時打を浴びて、この回7点を失い、2回10安打7失点でマウンドを降りました。

 3回からは中村恭がマウンドに上がり、2回を無安打無失点に抑えると、5回から登板した九里は、1死後連続短長打で2,3塁のピンチを招きましたが、ガルシアを一ゴロ、近本を三ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、6回は三者凡退に抑えました。

 打線は、初回に2死後にバティスタが3塁打を放つも、鈴木誠が中飛に倒れて無得点に終わると、7点差の3回には敵失と安打で2死1,2塁としながら、鈴木誠が三振に倒れてしまい、更に5回には2安打と四球で1死満塁の大チャンスを作りましたが、バティスタが併殺に倒れて、ガルシアから得点を奪えませんでした。
 しかし、6回に1死後に連打と四球で満塁として、田中が2点適時打を放ち、敵失も絡んでなおも1死2,3塁とチャンスが続き、2死後に野間の適時内野安打に2失策が絡んで2点を挙げて、更に四球で2死1,3塁からバティスタが適時打を放って2点差まで追い上げて、ガルシアをKOしました。
 なおも2死1,2塁のチャンスでしたが、鈴木誠が守屋に三振を喫してしまい追加点を奪えませんでした。

 7回からは菊池保が登板して、1死後に連続長短打を浴びて1死1,3塁のピンチを招きましたが、木浪を三振に斬って、代打鳥谷に四球を与えて満塁とするも、近本を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、8回は三者凡退に抑えました。
 9回は中崎がマウンドに上がり、安打と自らの失策で無死1,2塁のピンチを招きましたが、高山を併殺に打ち取り、代打上本に四球を与えるも、植田を一ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。

 しかし、打線が7回藤川、8回ジョンソン、9回ドリスの継投の前に無安打に抑えられて、阪神に惜敗を喫して、同一カード3連勝とはなりませんでした。

 
 アドゥワが2回10安打7失点の大乱調で序盤に試合が壊れかけました。結果的に中継ぎ陣が無失点に抑え、打線も中盤に5点を返して大敗とはならず、阪神に楽勝の展開のまま終わらせなかったことで、カープの強さを感じさせられたと思うので、中継ぎ陣と攻撃陣は素晴らしかったと思います。
 アドゥワは、前回登板に続いて、持ち味の低めへの制球ができず、高く浮いたところを痛打されてしまいました。試合中に修正できなかったことで、全く抑えることができませんでした。
 2試合連続で同じ失敗をしたことで、緒方監督は、アドゥワをローテから外して、中継ぎ時に配置転換することを決めたようで、代わりに九里が先発に回ることになるようです。
 2試合連続で失敗したとはいえ、それまでの投球内容が良かったので、もう一をチャンスを与えても良いと思いましたが、同じ失敗を繰り返すと、他に選手にチャンスを与えるということを示すことで、アドゥワ本人はもちろん、周りの選手にも危機感を持たせる意味もあるかもしれません。
 アドゥワは中継ぎで実績を積み上げて、再び先発に復帰してほしいですね。

 また、中崎がリードを許した場面で登板しました。どうやら中崎も一向に状態が上がらないことから、守護神から外れるようで、代わりにフランスアが守護神に起用され、当面は、中崎は楽な展開での登板となり、勝利の方程式はレグナルト、一岡、フランスアとなるようです。
 中崎は例年春先は状態が上がらないのですが、今季は2カ月が経過しても状態が上がっていません。もしかすると、3年間フル回転しているので、勤続疲労があるのかもしれないので、2軍での再調整の可能性もありそうです。
 

 

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