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驚異の粘りで逆転サヨナラ勝ち

2016年06月26日 22時35分45秒 | 試合結果
阪神 002 000 010 3
広島 010 010 002 4
勝利投手:オスカル2勝
敗戦投手:岩貞4勝5敗
本塁打:[広島]新井5号

 2回に1死から新井がソロ本塁打を放って幸先良く先制点を挙げましたが、2回まで1安打に抑えていた戸田が、先制した直後の3回に安打と四球で1死1,2塁としてしまい、2死後に福留とゴメスに連続適時打を浴びて2点を失ってしまいました。
 戸田はマメを潰してしまったようで、4回からは2番手として九里がマウンドに上がり、いきなり先頭の中谷に安打を打たれましたが、菊池の好守もあり、後続を断って無失点で凌ぐと、5回は三者凡退に抑えました。

 打線は、岩貞に新井の本塁打以降、パーフェクトに抑えられていましたが、5回に1死から3連続四球で満塁のチャンスを貰うと、田中の犠飛で同点に追いつきました。
 しかし、6回から8回も岩貞に完全に抑えられて勝ち越すことができませんでした。

 6回からは今村が登板して、2イニングを無安打4奪三振の好リリーフで無失点で凌ぎましたが、8回に一岡が1死1塁から福留に適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に続くゴメスにも安打を浴びて1死1,3塁のピンチでしたが、原口を二ゴロ併殺に打ち取って1失点で防ぎました。
 9回をオスカルが三者凡退に抑えると、8回まで岩貞に新井の本塁打による1安打に抑えられていた打線が奮起して、先頭の丸が安打を放って出塁して、ルナの二ゴロで一二塁間に挟まれて併殺を回避させる好走塁により望みをつなぎました。
 すると、続く鈴木が安打でつないで、新井が敬遠されて1死満塁のチャンスを作り、下水流は三振に倒れて2死となりましたが、會澤が適時打を放って同点に追いつき、更に代打松山は平凡な中飛となりましたが、中堅の中谷と左翼の俊介が交錯して落球して、まさかの逆転ンサヨナラ勝ちで連勝を9に伸ばして、貯金も14となりました。


 8回に勝ち越され、その裏を三者凡退に抑えられた時点では、さすがに負けを覚悟しました。しかし9回裏に驚異の粘りを見せて、8回まで1安打に抑えられていた打線が、2安打でチャンスメイクすると、不振の會澤が適時打を放って同点に追いつきました。これで流れがカープに傾き、最後は阪神の守備の乱れに繋がってサヨナラ勝ちとなりました。
 ここで見逃せないのは、丸の走塁でしょう。無死1塁でルナが二ゴロを放ったことで、併殺になっていれば2死無走者となり、この逆転劇はあり得なかったはずです。このワンプレーが試合の流れを動かして、劇的な勝利につながったと思います。
 走塁は、盗塁や次の塁を狙う積極的な走塁だけではなく、しっかりとした状況判断でアウトカウントを増やさないこともあるということを認識しました。今日のような好プレーが9連勝に繋がっているのですね。

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