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黒田7回無失点の好投で連敗止める

2016年04月23日 22時52分35秒 | 試合結果
阪神 000 000 002 2
広島 001 000 02X 3
勝利投手:黒田3勝1敗
敗戦投手:岩貞1勝1敗
セーブ:中崎1敗7S
本塁打:[阪神]ゴメス7号


 黒田は、初回を三者凡退に抑えると、2回は先頭のゴメスに安打を浴びるも1死後に西岡を併殺に打ち取りました。続く3回には2安打で2死1,3塁のピンチを背負うも、大和を三振に斬って阪神に得点を与えませんでした。

 打線は、初回に1死から連打と敵失も絡んで1,3塁の先制機を作りましたが、新井とエルドレッドが凡退して無得点に終わりましたが、3回に1死から田中が2塁打で出塁すると、菊池が適時打を放って先制点を挙げました。

 先制点を貰った黒田は、4回と5回を三者凡退に抑えると、6回は田中の失策で1死2塁のピンチを背負いながら、大和の投ゴロで2走を挟殺プレーで刺してピンチを脱しました。
 7回は安打と盗塁で2死2塁の同点機を迎えましたが、今成を右飛に打ち取って、7回を4安打無失点に抑える好投でした。

 追加点がほしい打線は、6回に2死から四球と安打で1,2塁の追加点機を作りましたが鈴木が右飛に倒れ、7回にも安打と四球で1死1,2塁としながら、田中と菊池が倒れて、岩貞から追加点を奪えませんでした。
 しかし、8回にドリスを攻めて安打と四球で無死1,2塁とすると、2死後に代打松山の2点適時2塁打で待望の追加点を奪いました。

 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えるも、9回に守護神中崎が、1死から四球を与えるとゴメスに2点本塁打を浴びて1点差に追い上げられましたが、鳥谷と西岡を抑え、辛うじてリードを守り切ってチームの連敗を2で止め、3位に浮上させました。


 2試合連続で2桁失点と中継ぎ投手が崩壊状態となっていることから、精彩を欠いた投球が続いたオスカルと中田が降格し、九里と戸田が昇格しました。しかし、今日は黒田がしっかりと低めに球を集めて、阪神打線に得点を与えませんでした。
 前回の巨人戦では6失点と精彩を欠いた投球で、打球が左足首に直撃した影響が残っているのではと心配しましたが、今日はその不安を一掃する素晴らしい投球でした。
 球の切れ、制球とも素晴らしく、走者を背負っても抑えてくれる雰囲気を感じました。やはり新井の2000安打が目前に迫り、黒田も気合が入っているのかもしれませんね。そして、黒田も日米通算200勝まであと4勝として、いよいよカウントダウンが始まりましたね。

 打線はチャンスを作るも、3回に菊池が適時打を放った以外は、あと1本が出ずに岩貞を攻めきれず、黒田を援護できませんでした。ようやく8回に松山が追加点を叩き出しましたが、この2点が無かったら、黒田の3勝目が消えていたかもしれません。
 中継ぎ陣に不安を抱えるだけに、得点機を逃してしまうと試合の流れも失ってしまう可能性が高くなるので、早く追加点を挙げて楽な試合展開に持っていき、投手陣への負担を軽減させてほしいです。
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