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永川勝2試合連続救援失敗

2014年05月31日 22時05分25秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
楽天 000 000 003 3
勝利投手:福山2勝
敗戦投手:永川勝1勝3敗
本塁打:[楽天]ジョーンズ14号

 大瀬良は力のある直球を主体にして、変化球を効果的に使い、更には牽制死や好守にも助けられて、楽天打線を5回まで2安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でした。
 6回に2死から安打と四球で1,2塁としてしまうと、岡島に安打を打たれるも、エルドレッドが好返球により二走を本塁で刺して失点を防ぎました。
 7回の攻撃で代打を送られたため、大瀬良は6回でマウンドを降りましたが、前回オリックス戦の反省を活かした素晴らしい投球でした。

 打線は今日も拙攻の繰り返しで、美馬を攻略しきれませんでした。初回は1死1,2塁と絶好の先制機を作るも、エルドレッドと松山が凡退してしまい、2回と3回の無死2塁、4回の無死1塁も全て後続が凡退して得点に繋げることができませんでした。
 更に6回の1死1,2塁も木村と石原が倒れて、イライラが募る展開となりました。

 7回からは中田が登板し、2イニングを無安打無失点に抑え、味方の反撃を待ちましたが、美馬、斉藤、福山の継投の前に抑えられて得点を挙げられませんでした。

 9回からは永川勝がマウンドに上がるも、安打と犠打で1死2塁とされると、岡島を敬遠してジョーンズとの勝負を選択しましたが、結果は3点本塁打を浴びてしまい、楽天にサヨナラ負けを喫してしまいました。


 試合中盤までは、カープが押し気味の展開で、どこかで1点でも挙げていれば、一気に美馬を攻略できる雰囲気でしたが、あと1本が出ずに拙攻の繰り返しでした。
 5回と9回以外は毎回走者を出しており、それ以外の回は全て得点圏に走者を進めていながら、無得点では勝てるはずがありませんね。
 その中でも特に初回から3回までは1死又は無死で2塁まで走者を進めながら、無得点に終わったのが痛かったです。序盤の悪い流れを、中盤以降まで引きずってしまい、チャンスで打者が力んでしまったように思います。
 交流戦に入ってからは、本塁打での得点が多く、適時打があまり出ていないように感じます。慣れない投手の上、エース級との対戦が多いので、簡単に安打が出ないこともあると思いますが、それ以上にメンタル面での影響が大きいように感じます。誰かが救世主となって、打線の重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてほしいですね。

 永川勝が2試合連続で救援失敗しました。これで交流戦に入ってから3敗目となり、勝利の方程式の一角を任せるには、不安を感じるようになりました。
 今日も制球が安定せず、甘い球を痛打されてしまいました。リリーフ陣はカープの生命線であることから、今の状態では配置転換を考える必要もありそうです。そのためにはミコライオの早期復帰が不可欠ですが、あまり無理をさせる訳にもいかないので難しいかもしれないですね。
 早期復帰が難しいのであれば、横山か久本あたりを昇格させて、入れ替えるという案もありますが、入れ替える選手がいなければ、できないので難しいところです。
 いよいよチームの正念場がやってきました。野村監督の手腕の見せ所ですね。
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