渡部昇一さんの自分の品格と言う本の中に、司馬遼太郎さんは、宗教に興味があり、多く禅の名僧や高僧の人たちと多く会われたという。処がこういった名僧や高僧の人たちより、三十年、四十年と行商をやって全国を行脚した人とか、ずっと一つのことに打ちこんだ物作りの職人さんの方が悟りとしては上を行っている様に感じたと言っていた。面制作者の小生も、顔相には立場上極めて興味があり、特に昨今の為政者の面相には覚悟をもって事に当たる責任感は皆無としか感じられない。たて看板等を見る度に、指名手配の写真同等に感じる。為政への諦感の拡大を覚えるのは伊豆のボケ老人だけではなさそうだ。武士の魂があれば、あの様な卑しい顔に決してはなるまい。顔は正直である。と我が顔相は格の如しか・・・
突然冬に逆戻り・・・ 突然冬に逆戻りした。熱川温泉の山側に位置する奈良本の里山にも雪が積もった。1307メートルの万次郎の山頂が手前の山の後ろに・・・ほんの少し白く光っている、五月にはまた登ってみたい。